早春
商品番号:5061

早春

木島 桜谷
売却済み

作品概要

カテゴリー:

略歴
木島 桜谷 - このしま おうこく (1877~1938)
明治10年京都市中京区三条室町に生まれる。本名文治郎。字は文質。京都市立商業学校を中退し、19才の時に今尾景年の塾に入門、同時に山本谿愚について漢詩を学んだ。京都美術協会展、新古美術品展などで活躍し、明治40年第1回文展に「しぐれ」で2等賞をしたのをはじめ、第6回展まで連続入賞し、大正2年第7回展には景年にかわって審査員をつとめた。
大正元年京都市立美術工芸学校教諭、大正4年京都市立絵画専門学校教授となった。円山・四条風の様式のうえに自己の工夫を加えて、平明で親しみのある画風をつくり、菊池契月とならんで文展が生んだ最初の花形作家といわれたが、晩年は詩書に親しんで世間から遠ざかった。昭和3年11月3日京阪電車に触れて不慮の事故死をした。昭和3年11月没。享年61才。
サイズ
【本紙】幅 29.5 × 高さ 117cm
【総丈】幅 41 × 高さ 192.5cm
軸先
象牙
共箱・二重箱
備考
●画題【早春】木島桜谷作
笹の葉に寄り添うように鴬がとまり、春の気配をそっと伝える一幅です。墨の濃淡と余白を巧みに使い、静けさの中に生命の息吹を感じさせる構図は、桜谷先生ならではの品格と抒情に満ちています。
鴬は春の訪れを告げる鳥として古くから親しまれ、笹とともに描かれることで、清らかさと季節の移ろいが画面に宿ります。掛軸としても飾りやすく、床の間や玄関に春の空気を添える作品です。
春掛けとしてお楽しみいただけます。
状態
本紙・表装共に軽い折れがありますが、おおむね良好です。
裏面に少々ヤケがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。

詳細写真

Detail

本紙・表装共に軽い折れがありますが、おおむね良好です。
本紙・表装共に軽い折れがありますが、おおむね良好です。
春の訪れを告げる鴬が、静かに笹のそばに佇む一幅。墨の濃淡と余白を巧みに操り、桜谷先生は自然の息づかいを見事に描き出されています。
笹は冬を越え、鴬は春を歌う――その一瞬をとらえた筆致には、季節の移ろいと命の気配が宿ります。画面下部に集約された構図は、静けさの中に緊張感を生み、見る者の心をそっと引き込むでしょう。
桜谷先生らしい品格と抒情が漂う本作は、床の間や玄関に飾ることで、空間にやわらかな春の気配を添えてくれます。
春掛けとしてお楽しみいただけます。
表装上部に微量の汚れがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
本紙・表装共に軽い折れがありますが、おおむね良好です。
(上記は折れが分かりやすいように照明を調整して撮影しております)
裏面に少々ヤケがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。
共箱・二重箱
【箱の表面】
【箱の裏面】

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