【山水】木村 棲雲(栖雲)絹本(小幅立)
●本作は、木村栖雲の若描き(若い時期の制作)にあたる棲雲山水画で、淡墨を中心に、素直で伸びやかな筆致が印象的です。
●前景の岩や樹木はやや力強く、奥へ進むほど墨が柔らかく溶け、山の気配が静かに立ちのぼるような構図となっています。
●若い時期ならではの、「迷いのない線」と「素直な濃淡の使い方」が感じられ、後年の円熟した作風とはまた異なる魅力があります。
●年中掛けとしてお楽しみいただけます。
●本紙・表装上下にヤケがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
●落款:甲寅(きのえとら)冬日
●棲雲山人蓮写印
●大正3年冬日の作・棲雲29歳頃の青年期の作。
●本作は、木村栖雲の若描き(若い時期の制作)にあたる棲雲山水画で、淡墨を中心に、素直で伸びやかな筆致が印象的です。
●前景の岩や樹木はやや力強く、奥へ進むほど墨が柔らかく溶け、山の気配が静かに立ちのぼるような構図となっています。
●若い時期ならではの、「迷いのない線」と「素直な濃淡の使い方」が感じられ、後年の円熟した作風とはまた異なる魅力があります。
●年中掛けとしてお楽しみいただけます。
●本紙・表装上下にヤケがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
●落款:甲寅(きのえとら)冬日
●棲雲山人蓮写印
●大正3年冬日の作・棲雲29歳頃の青年期の作。
●落款:甲寅(きのえとら)冬日
●棲雲山人蓮写印
●大正3年冬日の作・棲雲29歳頃の青年期の作。
●棲雲山人蓮写印
●大正3年冬日の作・棲雲29歳頃の青年期の作。
■ 原文(全文)
雨昏山店望未見
風緊傘檐張不開
莫訝披圖便成句
為曾行到此中來
■ 読み下し文
雨昏(あめくら)くして 山店(さんてん) 望(のぞ)めども未(いま)だ見えず
風緊(かぜきび)しくして 傘檐(さんえん) 張れども開かず
訝(いぶか)る莫(なか)れ 図を披(ひら)きて 便(すなわ)ち句を成すを
曾(かつ)て行きて 此(こ)の中(うち)に到り来たりしが為(ため)なり
■ 現代語訳
雨があたりを暗く閉ざし、山あいの茶屋(山の宿)をいくら眺めやっても、その姿はまだ見えてこない。
風は激しく吹きつけて、傘を広げようとしても、その端(軒)がどうにも開いてくれない。
この絵を広げただけで、たちどころに詩の句が口をついて出る——それを不思議に思わないでほしい。
なぜなら私自身、かつてこの絵に描かれたような風雨の山路を、実際に旅して通ったことがあるのだから。
●落款:甲寅(きのえとら)冬日
●棲雲山人蓮写印
●大正3年冬日の作・棲雲29歳頃の青年期の作。
雨昏山店望未見
風緊傘檐張不開
莫訝披圖便成句
為曾行到此中來
■ 読み下し文
雨昏(あめくら)くして 山店(さんてん) 望(のぞ)めども未(いま)だ見えず
風緊(かぜきび)しくして 傘檐(さんえん) 張れども開かず
訝(いぶか)る莫(なか)れ 図を披(ひら)きて 便(すなわ)ち句を成すを
曾(かつ)て行きて 此(こ)の中(うち)に到り来たりしが為(ため)なり
■ 現代語訳
雨があたりを暗く閉ざし、山あいの茶屋(山の宿)をいくら眺めやっても、その姿はまだ見えてこない。
風は激しく吹きつけて、傘を広げようとしても、その端(軒)がどうにも開いてくれない。
この絵を広げただけで、たちどころに詩の句が口をついて出る——それを不思議に思わないでほしい。
なぜなら私自身、かつてこの絵に描かれたような風雨の山路を、実際に旅して通ったことがあるのだから。
●落款:甲寅(きのえとら)冬日
●棲雲山人蓮写印
●大正3年冬日の作・棲雲29歳頃の青年期の作。
合わせ箱
箱が少し大きめです。
