木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 - Kimura Seiun, Japanese hanging scroll (kakejiku)
商品番号:5555

山水

木村 棲雲(栖雲)
売却済み

作品概要

略歴
木村 棲雲(栖雲) - きむら せいうん (1885~1967)

明治18年島根県能義郡安来町に、呉服商を営む原長蔵の二男として生まれる。 本名蓮三郎。のち木村家の養子となる。幼少の頃より絵を好み、実家の商売につながる紋描きをしていたが、大正10年地元有志の援助を受けて画業修行のため京都に出て宮崎竹叢に入門、棲雲と号する。その後東京に出て小室翠雲に入門し、昭和5年第10回帝展に初入選する。以後文展・帝展で入選し、同9年玉川に居を構えた。以後は展覧会出品を嫌い、全国を遊歴し研鑽を積んでは個展を開催するという独自の活動を続けた。昭和28年に号を「栖雲」と改め、以後しばしば帰省して郷里安来や出雲・松江などで個展を開催した。昭和42年老衰のため東京の娘婿宅で死去。享年82才。文人画家として特に田能村竹田に私淑し、その温雅で清明な山水画には定評がある。

本紙
絹本(小幅立)
サイズ
【本紙】幅 24.5 × 高さ 87.5cm
【総丈】幅 27.5 × 高さ 158cm
合わせ箱
備考
【山水】木村 棲雲(栖雲)絹本(小幅立)
●本作は、木村栖雲の若描き(若い時期の制作)にあたる棲雲山水画で、淡墨を中心に、素直で伸びやかな筆致が印象的です。
●前景の岩や樹木はやや力強く、奥へ進むほど墨が柔らかく溶け、山の気配が静かに立ちのぼるような構図となっています。
●若い時期ならではの、「迷いのない線」と「素直な濃淡の使い方」が感じられ、後年の円熟した作風とはまた異なる魅力があります。
●年中掛けとしてお楽しみいただけます。

詩の部分は、宋代(もしくは金代)頃の詩人・張建(ちょうけん)が詠んだ七言絶句「山村風雨図」の一節です。

■ 詩の原文(全文)
雨昏山店望未見
風緊傘檐張不開
莫訝披圖便成句
為曾行到此中來

■ 読み下し文
雨昏(あめくら)くして 山店(さんてん) 望(のぞ)めども未(いま)だ見えず
風緊(かぜきび)しくして 傘檐(さんえん) 張れども開かず
訝(いぶか)る莫(なか)れ 図を披(ひら)きて 便(すなわ)ち句を成すを
曾(かつ)て行きて 此(こ)の中(うち)に到り来たりしが為(ため)なり

■ 現代語訳
雨があたりを暗く閉ざし、山あいの茶屋(山の宿)をいくら眺めやっても、その姿はまだ見えてこない。
風は激しく吹きつけて、傘を広げようとしても、その端(軒)がどうにも開いてくれない。
この絵を広げただけで、たちどころに詩の句が口をついて出る——それを不思議に思わないでほしい。
なぜなら私自身、かつてこの絵に描かれたような風雨の山路を、実際に旅して通ったことがあるのだから。

●落款:甲寅(きのえとら)冬日
●棲雲山人蓮写印
●大正3年冬日の作・棲雲29歳頃の青年期の作。
状態
本紙・表装上下にヤケがありますが、鑑賞には気にならない程度です。

詳細写真

Detail

木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
【山水】木村 棲雲(栖雲)絹本(小幅立)
●本作は、木村栖雲の若描き(若い時期の制作)にあたる棲雲山水画で、淡墨を中心に、素直で伸びやかな筆致が印象的です。
●前景の岩や樹木はやや力強く、奥へ進むほど墨が柔らかく溶け、山の気配が静かに立ちのぼるような構図となっています。
●若い時期ならではの、「迷いのない線」と「素直な濃淡の使い方」が感じられ、後年の円熟した作風とはまた異なる魅力があります。
●年中掛けとしてお楽しみいただけます。
●本紙・表装上下にヤケがありますが、鑑賞には気にならない程度です。

●落款:甲寅(きのえとら)冬日
●棲雲山人蓮写印
●大正3年冬日の作・棲雲29歳頃の青年期の作。
木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
●落款:甲寅(きのえとら)冬日
●棲雲山人蓮写印
●大正3年冬日の作・棲雲29歳頃の青年期の作。
木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
■ 原文(全文)
雨昏山店望未見
風緊傘檐張不開
莫訝披圖便成句
為曾行到此中來

■ 読み下し文
雨昏(あめくら)くして 山店(さんてん) 望(のぞ)めども未(いま)だ見えず
風緊(かぜきび)しくして 傘檐(さんえん) 張れども開かず
訝(いぶか)る莫(なか)れ 図を披(ひら)きて 便(すなわ)ち句を成すを
曾(かつ)て行きて 此(こ)の中(うち)に到り来たりしが為(ため)なり

■ 現代語訳
雨があたりを暗く閉ざし、山あいの茶屋(山の宿)をいくら眺めやっても、その姿はまだ見えてこない。
風は激しく吹きつけて、傘を広げようとしても、その端(軒)がどうにも開いてくれない。
この絵を広げただけで、たちどころに詩の句が口をついて出る——それを不思議に思わないでほしい。
なぜなら私自身、かつてこの絵に描かれたような風雨の山路を、実際に旅して通ったことがあるのだから。

●落款:甲寅(きのえとら)冬日
●棲雲山人蓮写印
●大正3年冬日の作・棲雲29歳頃の青年期の作。
木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
合わせ箱
木村 棲雲(栖雲) 【山水】 掛軸 詳細写真
箱が少し大きめです。

お問い合わせ・ご注文

Contact

【お電話からのお問い合わせ・ご注文

受付時間 10:00~22:00
※商品のお問い合わせの際は「商品番号・作者・作品名」をお知らせください。スマートフォン・タブレットでご覧の方は電話番号をタップするとそのまま発信いただけます。

【FAXからのお問い合わせ・ご注文

0853-31-8007

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。お持ちでない方は下記バナーリンクよりダウンロードください。

【メールフォームからのお問い合わせ

メールフォームからのお問い合わせは24時間受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。通常1~2営業日以内に返答いたします。

【買い物かごでのご注文】

当サイトの「買い物かご」システムより、Web上で簡単にご注文いただけます。ご利用の流れや発送・送料に関しては下記をご確認ください。