雪景山水
商品番号:5162

雪景山水

竹田 霞村
12,000

作品概要

カテゴリー:

略歴
竹田 霞村 - たけだ かそん (1884~1955)
本名は豊太郎、号は霞村・水鶏舎・悦々・大愚と称した。明治17年3月3日、元高松村村長竹田門太郎の長男として、現出雲市下横町に生まれる。 幼少より画才に恵まれ、すでに杵築中学校(現大社高等学校)在学中より逸材として評価されていた。明治37年4月、東京美術学校日本画科に入学。下村観山に学ぶ。在学中、(明治40年頃)の校内水彩画展では「黄昏」を出品し第一席となった。卒業後も、川端玉章・下村観山に師事したが、会派には属することなく画業に専念した。ところが、当時の新旧各派の争いに嫌気がさしていた霞村は、たまたま父の病を機に大正5年10月に帰郷。その後は中央展に一度も出品することなく、故郷で独自の画業に励んだ。霞村の作品には、大観・観山らが興した朦朧体とよばれる没骨法を用いたものから、さらに雲谷派・土佐派・狩野派・四条円山派等あらゆる日本の古典画からの影響が強く感じられる。わけて、四条派と琳派の画風に傾注し、装飾体の花鳥画を得意としている。昭和30年11月18日没。享年72才。
本紙
紙本(尺八横)
サイズ
【本紙】幅 47.5 × 高さ 34cm
【総丈】幅 49.5 × 高さ 124.5cm
軸先
共箱
備考
●冬掛けとしてお楽しみいただけます。
●竹田霞村作『雪景山水』は、冬の山河を描いた掛軸作品です。白雪に包まれた山並みと澄んだ空気感が墨の濃淡によって巧みに表され、見る者に清らかな世界を感じさせます。霞村先生は山水画を得意とし、自然の息遣いを繊細に捉える筆致を示しています。本作もまた、雪景の透明感と余白の美を活かし、日本画ならではの季節の趣を味わえる一幅です。
状態
●本紙に折れ、表装の天地にヤケ・折れがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
●裏面も傷み等がありますが、鑑賞には問題ない箇所です。

詳細写真

Detail

●本紙に折れ、表装の天地にヤケ・折れがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
●本紙に折れがありますが、通常の鑑賞ではほとんど気になりません(分かりやすいように照明を調整して撮影しています)。
●裏面も傷み等がありますが、鑑賞には問題ない箇所です。
●共箱
●【箱の表面】
●【箱の裏面】

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