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勿来関(なこそのせき)(長野 草風 作)

商品番号2921
価格

売却済

商品名勿来関(なこそのせき)
作者長野 草風
略歴長野 草風 (ながの そうふう)
明治8年10月東京都文京区の安藤家に生まれる。本名守敬。5才のころ母方の大叔母長野家の養子となって長野姓を名乗る。はじめ邨田丹陵に師事。長じて川合玉堂に学び、草風と号し、紅児会に参加する。明治40年の第1回文展で「六の華」が3等賞受賞。大正3年日本美術院再興とともにこれに参加し、大正5年同人に推挙され、以後院展で活躍した。昭和24年2月6日横浜市の大橋家別荘で脳内出血のため死去。享年64才。
本紙絹本(尺五立)
寸法本紙:幅42×高さ124cm
総丈:幅56×高さ209cm
軸先象牙蓋
共箱・二重箱
備考春掛けとしてお楽しみ頂けます。

勿来関(なこそのせき)
この作品では平安時代の衣装に身をつつんだ武人が満開の山桜の中に緻密な筆で美しく描かれています。鞍上の武人は天下一の武勇の士と賞讃された源義家で、勿来(なこそ)の関の場面です。勿来の関は白河関、念珠関と並んで奥羽三古関の一つとして名高い関所です。これを「勿来」(来るなかれ)と呼んだのは平安中期ごろからで、北方の蝦夷の南下をせきとめるためであったと言われています。紀貫之、小野小町、和泉式部、西行法師など多くの歌人が風光明媚なこの関を歌に詠んで有名ですが、なかでも義家の歌は千載集に掲載されて広く知られています。

「吹く風をなこその関と思へども道もせにちる山桜かな」(千載集103)

状態本紙にヤケ・軽い折れ等ありますが鑑賞には気にならない程度です。





  • |←----軸先除く) 掛軸幅 56cm ----→|

    絹本(尺五立)総丈:【幅56×高さ209cm】

    本紙にヤケ・軽い折れ等ありますが鑑賞には気にならない程度です。

    表装は概ね良好です。

    表装の天地にヤケ・軽い折れ等ありますが鑑賞には気にならない程度です。

    画格に釣り合った金襴裂地が使われております。

    年中掛けとして縁起が良く、一年を通してお楽しみ頂けます。

    ※この掛軸のサイズは一間床に最適です。




  • 画格に釣り合った金襴裂地が使われております。




  • 春掛けとしてお楽しみ頂けます。

    勿来関(なこそのせき)
    この作品では平安時代の衣装に身をつつんだ武人が
    満開の山桜の中に緻密な筆で美しく描かれています。
    鞍上の武人は天下一の武勇の士と賞讃された源義家で、
    勿来(なこそ)の関の場面です。勿来の関は白河関、念珠関と並んで
    奥羽三古関の一つとして名高い関所です。
    これを「勿来」(来るなかれ)と呼んだのは平安中期ごろからで、
    北方の蝦夷の南下をせきとめるためであったと言われています。
    紀貫之、小野小町、和泉式部、西行法師など多くの歌人が風光明媚な
    この関を歌に詠んで有名ですが、なかでも義家の歌は千載集に
    掲載されて広く知られています。

    「吹く風をなこその関と思へども道もせにちる山桜かな」(千載集103)


































  • 天にヤケ・軽い折れ等ありますが鑑賞には気にならない程度です。




  • 天にヤケ・軽い折れ等ありますが鑑賞には気にならない程度です。




  • 地にヤケ・軽い折れ等ありますが鑑賞には気にならない程度です。



  • 表装裏面上部の上巻(巻絹)にヤケ・スレ等ありますが鑑賞には問題無い箇所です




  • 軸棒の裏面に汚れ等ありますが鑑賞には問題ない個所です。




  • 共箱・二重箱




  • 【箱の表面】




  • 【箱の裏面】




  • 二重箱


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勿来関(なこそのせき)
長野 草風
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