船出(川合 玉堂 作)
↑
この作品は、昭和28年勅題の歌会始お題「船出」の時に描かれたものと思われ、玉堂晩年の80歳頃の作と思われます。
勅題とは天皇が出題する詩歌などの題。特に、明治2年(1869)以降毎年行われている歌会始めの題のこと。
玉堂は皇室関係の献上画の揮亳や、勅題にちなむ作品などには本名の「芳三郎」または「芳」を落款としている。これを「玉堂」と併用して「玉堂 芳」の落款がある。
↑
玉堂自画自賛
岸壁をはなれはじ免し 大船能 日のまる農旗 あた羅しく志て
がんぺきを はなれはじめし おおふねの ひのまるのはた あたらしくして
↑
賛に添えてカモメが描かれています。
玉堂は皇室関係の献上画の揮亳や、勅題にちなむ作品などには本名の「芳三郎」または「芳」を落款としている。これを「玉堂」と併用して「玉堂 芳」の落款があります。
↑
共箱・二重箱・帽子・タトウ箱付
箱の表面
↑
箱の裏面
↑
共箱・二重箱・帽子・タトウ箱付
↑
この作品は、昭和28年勅題の歌会始お題「船出」の時に描かれたものと思われ、玉堂晩年の80歳頃の作と思われます。
勅題とは天皇が出題する詩歌などの題。特に、明治2年(1869)以降毎年行われている歌会始めの題のこと。
玉堂は皇室関係の献上画の揮亳や、勅題にちなむ作品などには本名の「芳三郎」または「芳」を落款としている。これを「玉堂」と併用して「玉堂 芳」の落款がある。
↑
玉堂自画自賛
岸壁をはなれはじ免し 大船能 日のまる農旗 あた羅しく志て
がんぺきを はなれはじめし おおふねの ひのまるのはた あたらしくして
↑
賛に添えてカモメが描かれています。
玉堂は皇室関係の献上画の揮亳や、勅題にちなむ作品などには本名の「芳三郎」または「芳」を落款としている。これを「玉堂」と併用して「玉堂 芳」の落款があります。
↑
共箱・二重箱・帽子・タトウ箱付
箱の表面
↑
箱の裏面
↑
共箱・二重箱・帽子・タトウ箱付