山の夜を太鼓はよどむ学童の
やどれる坊に寝よとうつなる
※歴史を築いた日本の巨匠〈Ⅱ〉川合玉堂〈上巻〉 P354 奥多摩雑稿(昭和21年刊記載)より引用
●疎開先の山里で暮らす学童たちの、素朴で健気な姿を詠んだものと思われます。
●山の静かな夜、遠くに響く太鼓の音。その中で、子どもたちが小さな宿坊に身を寄せ、安心して眠りにつく情景が浮かびます。
●戦時下の不安な時代でありながら、玉堂は子どもたちの生活を温かく、やさしい眼差しで描いた物と思われます。
●墨の濃淡を生かした柔らかな筆致は、山里の静けさと学童の純朴さを引き立て、見る人の心にそっと寄り添います。ミニ掛軸として飾りやすく、どこか懐かしい情緒をお部屋に添えてくれる一幅です。
●春、夏掛けとしてお楽しみいただけます。
