嶽紫牧牛
商品番号:5581

嶽紫牧牛

小村 大雲
120,000

作品概要

略歴
小村 大雲 - おむら たいうん (1883~1938)

明治16年に島根県楯縫郡平田町(現・出雲市平田町袋町)の荒物商・小村豊兵衛の長男として生まれる。名は権三郎、字を厳坐・子荘。初号は豊花、後に豊文・大雲・碧雲湖畔人・赤松子などと称した。
幼少より画技に秀で、16歳の時に家出をして橋本雅邦の門を叩いたが親の承諾がないため断られ、やむなく帰郷。
18歳の時に鰐淵寺住職の世話で京都へ行き、森川曾文の門に入った。画号を豊文と改め、19歳で橋本菱華の門に移り、第7回古美術展覧会に《さかがみ》を初出品。絵画共進会にも《雲風》を出品して二等賞を得た。この頃に号を「大雲」と改める。翌年に都路華香の門に入った。
22歳で山元春挙の門に入り、数々の展覧会で入賞、第8回~11回文展で連続入選し、大正5年・6年の文展で連続特選をとり、37歳で永久無鑑査となった。
以後晩年まで帝展審査員をつとめた。春挙門下の四天王の一人に揚げられ、山水、人物、動物画など画技は広いが、特に武者絵に定評があり、自ら甲冑を制作し、また収集もした。
たまたま平田に帰り、大雲山荘で揮毫中病を得て2日後の昭和13年2月20日急逝した。享年56歳。

【箱書鑑定人】勝部 大逸 (かつべ たいいつ)
明治22年6月島根県出雲に生れる。小村大雲に師事し円山派を修得する。京都美術学校に通う。大正9年第2回帝展に「林の秋」が入選。昭和34年京都で没。72才。
本紙
絹本(尺五立)
サイズ
【本紙】幅 42.5 × 高さ 144cm
【総丈】幅 57 × 高さ 212.5cm
軸先
象牙
鑑定箱(箱書人: 勝部大逸)・二重箱
備考
●【嶽紫牧牛】小村 大雲作(尺五立)絹本
●『嶽紫牧牛(がくしぼくぎゅう)』は、紫がかった山嶺(嶽紫)を背景に、のびやかに牛が草を食む情景を描いた山水牧牛図です。
●大雲先生らしい柔らかな筆づかいで、山の稜線にはほのかな紫が差し、早朝の澄んだ空気や、山間に満ちる静けさが感じられます。
●前景の牛は穏やかで、自然の恵みの中でゆったりと過ごす姿が、見る人の心を落ち着かせてくれます。
●牧牛図は古来より「勤勉・安泰・豊穣」を象徴する吉祥画題として親しまれ、家内安全や商売繁盛を願う場にも好まれる題材です。
●夏掛けとしてお楽しみいただけます。
状態
本紙に点シミがありますが、下地の色と相まってあまり気になりません。
表装はおおむね良好です。

詳細写真

Detail

本紙に点シミがありますが、下地の色と相まってあまり気になりません。
表装の左柱にほんの微量の剥がれがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
鑑定箱(箱書人: 勝部大逸)・二重箱
【箱の表面】
【箱の裏面】

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