●本作《富貴草》は、野々内保太郎先生が得意とした花鳥画の中でも、特に“吉祥性”と“優雅さ”が際立つ一幅です。
●画面中央に咲く大輪の牡丹は、ふっくらとした花弁の重なりが丁寧に描かれ、柔らかな光を含んだような彩色が、花の生命力と気品を引き立てています。
●背景の金系の色調は、牡丹の華やかさを損なうことなく、むしろ作品全体に格調を与え、空間に明るさと温かみを添えます。
●葉の緑は濃淡が巧みに使い分けられ、花のボリューム感を支えながら、画面に深みを生み出しています。
●表具も上質で、金襴の裂地が作品の“富貴”というテーマと美しく調和し、掛けるだけで空間を華やかに整えてくれます。
●年中掛けとしてお楽しみいただけます。特に初夏掛けとしておすすめです。
●牡丹は百花の王と称される吉祥花。
●野々内保太郎先生がその気品と華やぎを柔らかな筆致で描かれた、秀作をご堪能下さい。
