水仙花(扇面)
商品番号:5163

水仙花(扇面)

榊原 紫峰
140,000

作品概要

カテゴリー:

略歴
榊原 紫峰 - さかきばら しほう (1887~1971)
明治20年8月京都市に生まれる。本名は安造。父は日本画家の榊原蘆江、兄は榊原佳山、弟は榊原苔山、榊原始更。明治40年京都市立美術工芸学校絵画科を卒業、研究科に進級。2年京都市立絵画専門学校が開設され、二年生に編入、44年同校の一期生として兄の佳山とともに卒業、大正2年まで研究科に学ぶ。42年第3回文展に《動物園の猿》で初入選、43年褒状、44年三等賞、大正2年褒状を受けるが翌年落選、翌4年横山大観のすすめで再興第2回院展に陳列される。5年第10回文展でも落選する。 6年第11回文展では入選するが無賞に終る。7年土田麦僊、村上華岳、野永瀬晩花とともに国画創作協会を創立、国展と呼ばれた定期展を開始、東洋画の精神を汲んだ新しい日本画を切り開いた大作・名品を毎回発表するが、昭和3年経営不振から国画創作協会を解散する。同年帝展推薦、12年新文展参与、14年新文展審査員となるが官展不出品を通し、画壇から離れ、母校絵画専門学校教授として後進の指導に専念する。戦後も24年から京都美術大学教授、36年名誉教授となる。37年日本芸術院恩賜賞を受賞。昭和46年1月7日京都市で没。享年83才。
本紙
紙本(扇面・台紙貼り表装)横物
サイズ
【本紙】幅 47.5 × 高さ 17cm
【総丈】幅 66 × 高さ 135cm
軸先
象牙
共箱・二重箱
備考
●冬掛けとしてお楽しみいただけます。
●榊原紫峰筆「水仙花」扇面掛軸
●榊原紫峰(1874–1950)は京都画壇において花鳥画を中心に活躍し、写実と抒情を融合させた端正な作風で知られる日本画家です。本作は扇面に水仙を描いた小品ながら、紫峰の画技と美意識が凝縮された佳作といえます。
墨の濃淡と余白を巧みに操り、細長く伸びる葉の動勢と白花の清楚な姿を対比的に構成。水仙の持つ冬の静謐と早春の兆しを、簡潔な筆致の中に詩情豊かに表現しています。扇面という限られた画面においても空間処理と構図の妙が際立ち、紫峰の構成力の高さが窺えます。
●表具は金襴裂地を用いた上質な仕立てで、床の間や茶席においても品格を損なわず、歳末から立春にかけての季節掛けとして最適です。小幅ながらも画趣に富み、鑑賞・飾り・贈答いずれにもふさわしい一幅です。
状態
●表装は画格にふさわしい、上質な高級金襴裂地があてられた仕立てになっております。
●表装に若干のヨレがありますが、本紙共におおむね良好です。

詳細写真

Detail

画題:水仙花 紙本(扇面・台紙貼り表装)横物
●表装は画格にふさわしい、上質な高級金襴裂地があてられた仕立てになっております。
●表装に若干のヨレがありますが、本紙共におおむね良好です。
●表装は画格にふさわしい、上質な高級金襴裂地があてられた仕立てになっております。
●表装に若干のヨレがありますが、本紙共におおむね良好です。
●共箱・二重箱
●京表具 中村鶴心堂製
●【箱の表面上部】画題:水仙花
●【箱の表面下部】落款サイン 紫峰題印
●共箱・二重箱
●京表具 中村鶴心堂製
●京表具 中村鶴心堂製

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