冬日(錦木にマヒワ)
商品番号:5111

冬日(錦木にマヒワ)

福田 翠光
32,000

作品概要

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略歴
福田 翠光 - ふくだ すいこう (1895~1973)
明治28年4月京都府嵯峨に生まれる。本名俊。大正2年京都市立美術工芸学校図案科を卒業、高島屋百貨店美術部に勤務する。大正14年西山翠璋の画塾青甲社に入塾、翌15年第7回帝展に「鷹図」で初入選、以後第15回帝展まで連続入選。昭和6年第12回帝展には「はぐくみ」で特選となる。新文展にも無鑑査出品を重ね、鷹の名手として知られる。この間大正15年第1回聖徳太子奉賛美術展に「雪中黒鳥図」、昭和5年第2回同展に「白鷹」で入選。昭和9年最初の個展を京都大丸で開催、13年と15年にも大阪高島屋で開催するなど、各展に出品するとともに、個展を重ねる。昭和18年に青甲社を離れる。戦後は、日展に依嘱出品し、毎年のように個展を日本橋三越、大阪高島屋などで開催する。33年徳岡神泉に師事し、36年第4回新日展に審査員となり、のち日展会員となる。昭和40年代に入り、健康を害して昭和48年1月23日京都市で没した。享年77才。
本紙
絹本(尺五横)
サイズ
【本紙】幅 42.5 × 高さ 36cm
【総丈】幅 55 × 高さ 125cm
軸先
焼物
共箱
備考
●冬掛けとしてお楽しみいただけます。(12月~1月)
●画題:冬日(錦木にマヒワ)福田翠光 作
●錦木にとまるマヒワ三羽。冬の静けさの中に浮かぶ、色彩と生命の調和を感じさせる一幅です。淡い黄の羽根を持つマヒワは、寒空に差す光のように画面に温もりを添えています。
「錦木」は古来、恋の象徴として和歌にも詠まれてきた木。その枝に戯れる鳥たちは、冬の中にも芽吹く希望や、自然の優しいまなざしを思わせます。翠光の筆は、鳥の姿態や羽根の質感を細やかに捉え、画面に静かな品位と詩情をもたらしています。
床の間を彩る季節の掛け軸としてはもちろん、現代の空間にもやさしく馴染む一幅。自然と詩情が織りなす、冬の美をお楽しみください。
状態
【新調表装済】表装は新たに仕立て替えました。本紙、表装共に良好(美品)です。

詳細写真

Detail

【新調表装済】表装は新たに仕立て替えました。本紙、表装共に良好(美品)です。
共箱
【箱の表面】
【箱の裏面】

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