晩秋
商品番号:5026

晩秋

松本 姿水
14,000

作品概要

カテゴリー:

略歴
松本 姿水 - まつもと しすい (1887~1972)
明治20年栃木県宇都宮に生まれる。本名は秀次郎。明治35年に上京し、初めは洋画を学び白馬会洋画研究所に通う。後に日本画に転じて、大正2年の第7回文展に《初秋の朝》で初入選する。大正6年に川合玉堂に師事した。帝展には8年の第1回から《薫風》《名残りの春》《田園新秋》などで連続して入選を重ね、14年に《暮るゝ春》で特選となり、昭和元年の第1回聖徳太子奉讃美術展にも出品し、翌2年に帝展委員となる。また3年には同門の磯部草丘らと戊辰会を結成し、5年の第2回聖徳太子奉讃美術展には無鑑査出品し、9年の帝展には審査員として《夕づく日》を出品した。13年には川崎小虎望月春江等と日本画院を結成し、創立同人として定期展に出品を行ない。また同年から新文展にも無鑑査出品を行なった。戦後は22年の日展に《びいるむぎ》を招待出品し、24年からは連続して依嘱出品を行った。大和絵による風景画で知られ、東京で没した。昭和47年没。享年86歳。
本紙
紙本(尺二立)
サイズ
【本紙】幅 32 × 高さ 133.5cm
【総丈】幅 45 × 高さ 206cm
軸先
象牙
共箱
備考
●《晩秋》松本姿水作
この作品は、秋の終わりに熟す石榴と、初秋に色づき始める無花果を描いた作品です。赤く割れた石榴には、命の力強さと実りの完成が表され、無花果には、季節の始まりに宿る静かな気配がにじみます。異なる秋の時間を一つの画面に重ねることで、過ぎゆく季節の流れと、自然の豊かさが静かに語られています。姿水先生は、やわらかな筆づかいと落ち着いた色合いで、秋の深まりと余韻を丁寧に描き出し、見る人の心にそっと寄り添うような作品に仕上げています。
●秋掛けとしてお楽しみいただけます。
状態
本紙に点シミ、表装の地に少々折れがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
裏面上部にヤケがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。

詳細写真

Detail

●《晩秋》松本姿水作|紙本(尺二立)
●この作品は、秋の終わりに実る石榴と無花果を描いた、静かで深みのある作品です。赤く割れた石榴には命の力強さが、静かに熟した無花果には穏やかな成熟が表現されており、どちらも季節の実りと自然の恵みを象徴しています。姿水先生は、やわらかな筆づかいと落ち着いた色合いで、過ぎゆく季節の静けさと、そこに宿る豊かさを丁寧に描き出しています。見る人の心にそっと語りかけるような、優しく余韻のある一作です。
●秋掛けとしてお楽しみいただけます。
本紙に点シミがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
表装の地に軽い折れがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
裏面上部にヤケがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。
共箱
【箱の表面】
【箱の裏面】

お問い合わせ・ご注文

Contact

【お電話からのお問い合わせ・ご注文

受付時間 10:00~22:00
※商品のお問い合わせの際は「商品番号・作者・作品名」をお知らせください。スマートフォン・タブレットでご覧の方は電話番号をタップするとそのまま発信いただけます。

【FAXからのお問い合わせ・ご注文

0853-31-8007

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。お持ちでない方は下記バナーリンクよりダウンロードください。

【メールフォームからのお問い合わせ

メールフォームからのお問い合わせは24時間受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。通常1~2営業日以内に返答いたします。

【買い物かごでのご注文】

当サイトの「買い物かご」システムより、Web上で簡単にご注文いただけます。ご利用の流れや発送・送料に関しては下記をご確認ください。