桜花吟詠(おうかぎんえい)
商品番号:4120

桜花吟詠(おうかぎんえい)

小村 大雲
売却済み

作品概要

略歴
小村 大雲 - おむら たいうん (1883~1938)
名は権三郎、字を厳坐・子荘。初号は豊花、後に豊文・大雲・碧雲湖畔人・赤松子などと称した。明治16年、平田の荒物商小村豊兵衛の長男に生まれた。幼少より画技に秀で、16歳の時に家出をして橋本雅邦の門をたたいたが親の承諾がないため断られ、やむなく帰郷。18歳の時鰐淵寺住職の世話で京都へ行き、森川曾文の門に入った。画号を豊文と改め、19才のころ橋本菱華の門に移り、第7回古美術展覧会に「さかがみ」を初出品。絵画共進会にも「雲風」を出品して二等賞を得た。このころ号を大雲とあらためる。翌年都路華香の門に入った。22歳の時山元春挙の門に入り、数々の展覧会で入賞、第8回~11回文展で連続入選し、大正5年・6年の文展で連続特選をとり、37才で永久無鑑査となった。以後晩年まで帝展審査員をつとめた。春挙門下の四天王の一人に揚げられ、山水、人物、動物画など画技は広いが、特に武者絵に定評があり、自ら甲冑を制作し、また収集もした。
たまたま平田に帰り、大雲山荘で揮毫中病を得て二日後の昭和13年2月20日急逝した。享年56才。
本紙
絹本(尺八立)
サイズ
【本紙】幅51×高さ128.5cm
【総丈】幅67×高さ213cm●長めの掛軸です。
軸先
七宝
共箱
備考
大雲先生は山元春挙に師事して円山派を学び、大正元年の第6回文展に出品した「釣日和」(島根県立美術館蔵)が初受賞して一躍脚光を浴びます。その後、連続受賞、推薦、無鑑査、審査員と画壇の中心的存在に成長し、画塾「早苗会」では川村曼舟らと共に四天王と並び称されます。昭和の初期には出生地の平田に画室「竹里庵」を設け、この頃から「大雲山人」の雅号を用いています。円熟期にあり、画壇でも重責を担う地位にあった昭和13年に56歳の若さで早世したことが惜しまれます。

この作品では平安時代の衣装に身をつつんだ武人が満開の山桜の中に緻密な筆で美しく描かれています。武人は天下一の武勇の士と賞讃された源義家で、勿来(なこそ)の関の場面と思われます。勿来の関で義家が詠んだ歌の場面で、勿来の関は白河関、念珠関と並んで奥羽三古関の一つとして名高い関所です。これを「勿来」(来るなかれ)と呼んだのは平安中期ごろからで、北方の蝦夷の南下をせきとめるためであったと言われています。紀貫之、小野小町、和泉式部、西行法師など多くの歌人が風光明媚なこの関を歌に詠んで有名ですが、なかでも義家の歌は千載集に掲載されて広く知られています。

●勿来の関で義家が詠んだ歌の場面と思われます。

●「吹く風をなこその関と思へども道もせにちる山桜かな」(千載集103)

●「来る勿(なか)れ」という名の勿来の関なのだから、
吹く風も来ないでくれと思うのだが、道を塞ぐほどに山桜の花が散っているよ。

●お子様・お孫様の誕生祝いとしておすすめです。

端午の節句掛けとしてお楽しみ頂けます。
(4月~5月)
状態
本紙桜花に僅かな絵具の剥落等ありますが、鑑賞には気にならない程度です。

詳細写真

Detail



●絹本(尺八立)画題:桜花吟詠(おうかぎんえい)

総丈:【幅67×高さ213cm】●長めの掛軸です。

春掛け・端午の節句掛けとしてお楽しみ頂けます。

●勿来の関で義家が詠んだ歌の場面と思われます。

●「吹く風をなこその関と思へども道もせにちる山桜かな」(千載集103)

●「来る勿(なか)れ」という名の勿来の関なのだから、
吹く風も来ないでくれと思うのだが、道を塞ぐほどに山桜の花が散っているよ。

●お子様・お孫様の誕生祝いとしておすすめです。

端午の節句掛けとしてお楽しみ頂けます。
(4月~5月)



●表装は元表装のままで画格に釣り合った上質な金襴裂地が
使われた仕立になっております。


●画題:【桜花吟詠】(おうかぎんえい)
大雲先生は山元春挙に師事して円山派を学び、大正元年の第6回文展に出品した
「釣日和」(島根県立美術館蔵)が初受賞して一躍脚光を浴びます。
その後、連続受賞、推薦、無鑑査、審査員と画壇の中心的存在に成長し、
画塾「早苗会」では川村曼舟らと共に四天王と並び称されます。
昭和の初期には出生地の平田に画室「竹里庵」を設け、
この頃から「大雲山人」の雅号を用いています。
円熟期にあり、画壇でも重責を担う地位にあった昭和13年に
56歳の若さで早世したことが惜しまれます。

●この作品では平安時代の衣装に身をつつんだ武人が
満開の山桜の中に緻密な筆で美しく描かれています。
武人は天下一の武勇の士と賞讃された源義家で、
勿来(なこそ)の関の場面と思われます。
勿来の関で義家が詠んだ歌の場面で、
勿来の関は白河関、念珠関と並んで奥羽三古関の一つとして名高い関所です。
これを「勿来」(来るなかれ)と呼んだのは平安中期ごろからで、
北方の蝦夷の南下をせきとめるためであったと言われています。
紀貫之、小野小町、和泉式部、西行法師など多くの歌人が風光明媚なこの関を
歌に詠んで有名ですが、なかでも義家の歌は千載集に
掲載されて広く知られています。

●勿来の関で義家が詠んだ歌の場面と思われます。

●「吹く風をなこその関と思へども道もせにちる山桜かな」(千載集103)

●「来る勿(なか)れ」という名の勿来の関なのだから、
吹く風も来ないでくれと思うのだが、道を塞ぐほどに山桜の花が散っているよ。

●お子様・お孫様の誕生祝いとしておすすめです。

端午の節句掛けとしてお楽しみ頂けます。
(4月~5月)





●画題:【桜花吟詠】(おうかぎんえい)
この作品では平安時代の衣装に身をつつんだ武人が
満開の山桜の中に緻密な筆で美しく描かれています。
武人は天下一の武勇の士と賞讃された源義家で、
勿来(なこそ)の関の場面と思われます。
勿来の関で義家が詠んだ歌の場面で、
勿来の関は白河関、念珠関と並んで奥羽三古関の一つとして名高い関所です。
これを「勿来」(来るなかれ)と呼んだのは平安中期ごろからで、
北方の蝦夷の南下をせきとめるためであったと言われています。
紀貫之、小野小町、和泉式部、西行法師など多くの歌人が風光明媚なこの関を
歌に詠んで有名ですが、なかでも義家の歌は千載集に
掲載されて広く知られています。大雲先生の佳品をご堪能下さい。

●勿来の関で義家が詠んだ歌の場面と思われます。

●「吹く風をなこその関と思へども道もせにちる山桜かな」(千載集103)

●「来る勿(なか)れ」という名の勿来の関なのだから、
吹く風も来ないでくれと思うのだが、道を塞ぐほどに山桜の花が散っているよ。

●お子様・お孫様の誕生祝いとしておすすめです。

端午の節句掛けとしてお楽しみ頂けます。
(4月~5月)



●画題:【桜花吟詠】(おうかぎんえい)
この作品では平安時代の衣装に身をつつんだ武人が
満開の山桜の中に緻密な筆で美しく描かれています。
武人は天下一の武勇の士と賞讃された源義家で、
勿来(なこそ)の関の場面と思われます。
勿来の関で義家が詠んだ歌の場面で、
勿来の関は白河関、念珠関と並んで奥羽三古関の一つとして名高い関所です。
これを「勿来」(来るなかれ)と呼んだのは平安中期ごろからで、
北方の蝦夷の南下をせきとめるためであったと言われています。
紀貫之、小野小町、和泉式部、西行法師など多くの歌人が風光明媚なこの関を
歌に詠んで有名ですが、なかでも義家の歌は千載集に
掲載されて広く知られています。

勿来の関で義家が詠んだ歌の場面と思われます。

●「吹く風をなこその関と思へども道もせにちる山桜かな」(千載集103)

●「来る勿(なか)れ」という名の勿来の関なのだから、
吹く風も来ないでくれと思うのだが、道を塞ぐほどに山桜の花が散っているよ。

●お子様・お孫様の誕生祝いとしておすすめです。

端午の節句掛けとしてお楽しみ頂けます。
(4月~5月)



●勿来の関で義家が詠んだ歌の場面と思われます。

●「吹く風をなこその関と思へども道もせにちる山桜かな」(千載集103)

●「来る勿(なか)れ」という名の勿来の関なのだから、
吹く風も来ないでくれと思うのだが、道を塞ぐほどに山桜の花が散っているよ。

●お子様・お孫様の誕生祝いとしておすすめです。

端午の節句掛けとしてお楽しみ頂けます。
(4月~5月)




●勿来の関で義家が詠んだ歌の場面と思われます。

●「吹く風をなこその関と思へども道もせにちる山桜かな」(千載集103)

●「来る勿(なか)れ」という名の勿来の関なのだから、
吹く風も来ないでくれと思うのだが、道を塞ぐほどに山桜の花が散っているよ。

●お子様・お孫様の誕生祝いとしておすすめです。

端午の節句掛けとしてお楽しみ頂けます。
(4月~5月)



●勿来の関で義家が詠んだ歌の場面と思われます。

●「吹く風をなこその関と思へども道もせにちる山桜かな」(千載集103)

●「来る勿(なか)れ」という名の勿来の関なのだから、
吹く風も来ないでくれと思うのだが、道を塞ぐほどに山桜の花が散っているよ。

●お子様・お孫様の誕生祝いとしておすすめです。

端午の節句掛けとしてお楽しみ頂けます。
(4月~5月)







●共箱


●【箱の表面】画題:桜花吟詠(おうかぎんえい)


●【箱の裏面】落款サイン:大雲山人巖自題印

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