飛鳩 | 新・古美術高美堂（こうびどう） | 古美術・骨董・掛軸・絵画の専門店通販買取

飛鳩

野々内保太郎作

32,000円

作品概要

カテゴリー:

詳細画像までスキップする

略歴: 野々内保太郎 - ののうちやすたろう（1902～1985）

初号は「祥雲」。明治35年、島根県八束郡出雲郷村（現・東出雲町大字出雲郷）に、農業を営む野々内豊太郎の二男として生まれる。本名安太郎。堀江有声・国井応陽・小村大雲らに学んだ後、昭和5年京都市立絵画専門学校（現・京都市立芸術大学）に入学し、中村大三郎に師事した。在学中の昭和7年、第13回帝展に初入選し、号の祥雲を保太郎に改める。大三郎没後は西山翠嶂に師事、昭和33年西山翠嶂が没すると、同志と牧人社を結成し、西山英雄に師事した。花鳥画を得意とし、文展・日展において入選を重ねた。戦後日展に厚塗りの大作を発表する一方、細密描写による軸装の、色鮮やかな花鳥画を数多く制作した。昭和60年老衰のため京都市にて没。享年83才。その子に、同じ日本画家の野々内良樹・井上稔・野々内宏がいる。

野々内保太郎の他作品を見る
本紙: 絹本（尺八横）
サイズ: 【本紙】幅51×高さ43cm

【総丈】幅66×高さ143cm
軸先: 焼き物
箱: 共箱
備考: 年中掛けとしてお楽しみ頂けます。
鳩は平和の象徴であることから愛でられてきました。
この飛鳩之図は構図も良く、生け花のバランスも取りやすく、一年を通して四季折々のお花でお楽しみ頂けます。
状態: 本紙・表装共に良好の方です。
画の鳩にほんの少々絵の具の剥落等ありますが、鑑賞には気にならない程度です。
新たに仕立直しましたので表装は良好です。
（新調表装）美品です。