柿(ミニ掛軸)
商品番号:3785

柿(ミニ掛軸)

榊原 紫峰
売却済み

作品概要

略歴
榊原 紫峰 - さかきばら しほう (1887~1971)
明治20年8月京都市に生まれる。本名安造。父は日本画家榊原蘆江、兄は榊原佳山、弟は榊原苔山、榊原始更。明治40年京都市立美術工芸学校絵画科を卒業、研究科に進級。2年京都市立絵画専門学校が開設され、二年生に編入、44年同校の一期生として兄佳山とともに卒業、大正2年まで研究科に学ぶ。42年第3回文展に「動物園の猿」で初入選、43年褒状、44年三等賞、大正2年褒状を受けるが翌年落選、翌4年横山大観のすすめで再興第2回院展に陳列される。5年第10回文展でも落選する。 6年第11回文展では入選するが無賞に終る。7年土田麦僊、村上華岳、野永瀬晩花とともに国画創作協会を創立、国展と呼ばれた定期展を開始、東洋画の精神を汲んだ新しい日本画を切り開いた大作・名品を毎回発表するが、昭和3年経営不振から国画創作協会を解散する。同年帝展推薦、12年新文展参与、14年新文展審査員となるが官展不出品を通し、画壇から離れ、母校絵画専門学校教授として後進の指導に専念する。戦後も24年から京都美術大学教授、36年名誉教授となる。37年日本芸術院恩賜賞を受賞。昭和46年1月7日京都市で没。享年83才。
本紙
紙本(小幅)ミニ掛軸
サイズ
【本紙】幅23×高さ52cm
【総丈】幅34.5×高さ138cm
軸先
象牙
共箱・太巻き・二重箱
備考
秋掛けとしてお楽しみ頂けます。

●墨画は晩年の紫峰先生の辿り着いた墨画の世界の代表的な作品。

「柿の枯枝にただひとつ残る木守り柿は、自然の真理の象徴のようにそこに在り、また宇宙の意志によって在らしめられている。まさに晩年の紫峰は、自然との交歓を過ぎ自然と一如不可分の境地に到達したといえようか」
参考文献(足立美術館所蔵・榊原紫峰名品選より)

●紫峰先生最晩年の水墨の世界をご堪能頂けたら幸いです。
状態
本紙・表装共に良好です。
表装は画格に釣り合った上質な金襴裂地が使われた仕立てになっております。

詳細写真

Detail



紙本(小幅)ミニ掛軸

●総丈:【幅34.5×高さ138cm】

秋掛けとしてお楽しみ頂けます。

●墨画は晩年の紫峰先生の辿り着いた墨画の世界の代表的な作品。

「柿の枯枝にただひとつ残る木守り柿は、
自然の真理の象徴のようにそこに在り、
また宇宙の意志によって在らしめられている。
まさに晩年の紫峰は、自然との交歓を過ぎ自然と
一如不可分の境地に到達したといえようか」
参考文献(足立美術館所蔵・榊原紫峰名品選より)

●紫峰先生最晩年の水墨の世界をご堪能頂けたら幸いです。



表装は画格に釣り合った上質な金襴裂地が使われた仕立てになっております。

●【京表具の老舗】京都長谷川友昌堂の仕立てによるものです。



この柿之図は紫峰先生晩年の作品です。墨の濃淡を活かし
東洋的清閑・素朴さを表し、情景を端的にしかも潤いのある
世界を演出しています。







【太巻き芯棒付】


【共箱・太巻き・二重箱】


【箱の表面】


【箱の上部表面】画題:柿


【箱の下部表面】落款サイン:紫峰印


【共箱・太巻き・二重箱】


●【京表具の老舗】京都長谷川友昌堂の仕立てによるものです。


【箱の表面】

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