群鳥孔雀図
商品番号:2951

群鳥孔雀図

伊藤 渓水
売却済み

作品概要

カテゴリー:

略歴
伊藤渓水 (いとう けいすい) 〔1880-1967〕
明治13年1月愛媛県宇和島に生まれる。本名一雄。明治28年大阪に出て平井直水に師事。41年第2回文展に「春」で初入選、以後文展に「緑陰」「帆船」「梧桐」で入選を重ね、帝展でも大正9年第2回帝展から昭和6年第12回帝展まで「魚の群」「日盛り」「群鶏」「潮音」で入選する。この間、昭和3年から山元春挙に師事、早苗会会員となる。11年春の改組帝展に「摩耶山頂」、秋の文展監査展に「潮騒」、15年紀元二千六百年奉祝美術展に「闘牛」で入選する。昭和42年10月19日京都市で没。享年87才。
本紙
絹本(尺八立)
サイズ
【本紙】幅50×高さ138cm
【総丈】幅66×高さ208cm
軸先
象牙
共箱・二重箱・タトウ箱付
備考
長寿の縁起掛け・年中掛けとしてお楽しみ頂けます。

渓水先生の緻密な筆力と落ち着いた彩色で描かれた力作です。
この孔雀図はお部屋に格調高い華やかさをもたらすことでしょう
状態
本紙は良好です。

画中に少々絵具の剥落等ありますが鑑賞には気にならない程度です。

表装は画格に釣り合った上質な金襴裂地が使われております。

詳細写真

Detail



|←—-(軸先除く) 掛軸幅 66cm —-→|

(尺八立)総丈:【幅66×高さ208cm】

この掛軸は一間床等におすすめです。

長寿の縁起掛け・年中掛けとしてお楽しみ頂けます。

本紙は良好です。

画中に少々絵具の剥落等ありますが鑑賞には気にならない程度です。

表装は画格に釣り合った上質な金襴裂地が使われております。



表装は良好です。(美品)高級表装

表装は画格に釣り合った上質な金襴裂地が使われております。



【群鳥孔雀図】
この作品では岩上にとまる番(つがい)の孔雀の図に小禽と長春花が添えられています。
この花は庚申薔薇(こうしんばら)とも呼ばれ、
開花期が4月頃から秋までと長いことから「長春」の花として親しまれています。
また、年中翠で生命力溢れる松は長寿を象徴します。
日本画ではこの松と長春花を併せて「不老長春」と呼び、
古くから盛んに描かれてきました。
渓水先生の緻密な筆力と落ち着いた彩色で描かれた力作です。
この孔雀図はお部屋に格調高い華やかさをもたらすことでしょう


【群鳥】
(寿帯鳥と琉璃ビタキ)


寿帯鳥(じゅたいちょう)を描いたこの図は一度つがいになると
一生添い遂げることから、夫婦円満の象徴とされています。


【琉璃ビタキのつがい】


【四十雀のつがい】


【雀のつがい】









渓水先生41歳頃の中年作。


【共箱・二重箱・タトウ箱付】


【箱の表面】


【箱の裏面】
大正九年庚申(かのえ・さる)渓水先生41歳頃の中年作。


【箱の裏面】


【二重箱とタトウ箱】

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