勿来の関(八幡太郎義家)
商品番号:2703

勿来の関(八幡太郎義家)

池田 寒山
売却済み

作品概要

カテゴリー:

略歴
池田 寒山(いけだ かんざん)
日本画家。明治11年(1878)東京に生れる。名は善之助、別号に万年。寺崎広業に師事し四條派を修得。浪花青年画会互評員。大阪に住した。
本紙
絹本(尺五立)
サイズ
【本紙】幅41×高さ121cm
【総丈】幅54×高さ197cm
軸先
焼き物
合せ箱
備考
端午の節句掛けとしてお楽しみ頂けます。
(4月~5月)

※お子様・お孫様の誕生祝いとしておすすめです。


寒勿来の関(なこそのせき)桜に武者
この作品では平安時代の衣装に身をつつんだ武人が満開の山桜の中に描かれています。鞍上の武人は天下一の武勇の士と賞讃された源義家で、勿来(なこそ)の関の場面と思われます。勿来の関は白河関、念珠関と並んで奥羽三古関の一つとして名高い関所です。これを「勿来」(来るなかれ)と呼んだのは平安中期ごろからで、北方の蝦夷の南下をせきとめるためであったと言われています。紀貫之、小野小町、和泉式部、西行法師など多くの歌人が風光明媚なこの関を歌に詠んで有名ですが、なかでも義家の歌は千載集に掲載されて広く知られています。

「吹く風をなこその関と思へども道もせにちる山桜かな」(千載集103)

「来る勿(なか)れ」という名の勿来の関なのだから、吹く風も来ないでくれと思うのだが、道を塞ぐほどに山桜の花が散っているよ。
状態
本紙は良好です。

掛軸は新たに仕立直しましたので綺麗です。(新調表装済)美品です。

詳細写真

Detail



|←—-(軸先除く) 掛軸幅 54cm —-→|

(尺五立)総丈:【幅54×高さ197cm】

この掛軸は一間床等におすすめです。

掛軸は新たに仕立直しましたので綺麗です。(新調表装済)

本紙・表装共に良好です。(美品)



掛軸は新たに仕立直しましたので綺麗です。(新調表装済)美品です。


勿来の関(なこそのせき)【桜に武者之図】
この作品では平安時代の衣装に身をつつんだ武人が満開の山桜の中に
描かれています。鞍上の武人は天下一の武勇の士と賞讃された源義家で、
勿来(なこそ)の関の場面と思われます。勿来の関は白河関、
念珠関と並んで奥羽三古関の一つとして名高い関所です。
これを「勿来」(来るなかれ)と呼んだのは平安中期ごろからで、
北方の蝦夷の南下をせきとめるためであったと言われています。
紀貫之、小野小町、和泉式部、西行法師など多くの歌人が
風光明媚なこの関を歌に詠んで有名ですが、
なかでも義家の歌は千載集に掲載されて広く知られています。

「吹く風をなこその関と思へども道もせにちる山桜かな」(千載集103)

「来る勿(なか)れ」という名の勿来の関なのだから、
吹く風も来ないでくれと思うのだが、
道を塞ぐほどに山桜の花が散っているよ。
















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