早春
商品番号:4418

早春

小村 大雲
35,000

作品概要

略歴
小村 大雲 - おむら たいうん (1883~1938)
名は権三郎、字を厳坐・子荘。初号は豊花、後に豊文・大雲・碧雲湖畔人・赤松子などと称した。明治16年、平田の荒物商小村豊兵衛の長男に生まれた。幼少より画技に秀で、16歳の時に家出をして橋本雅邦の門をたたいたが親の承諾がないため断られ、やむなく帰郷。18歳の時鰐淵寺住職の世話で京都へ行き、森川曾文の門に入った。画号を豊文と改め、19才のころ橋本菱華の門に移り、第7回古美術展覧会に「さかがみ」を初出品。絵画共進会にも「雲風」を出品して二等賞を得た。このころ号を大雲とあらためる。翌年都路華香の門に入った。22歳の時山元春挙の門に入り、数々の展覧会で入賞、第8回~11回文展で連続入選し、大正5年・6年の文展で連続特選をとり、37才で永久無鑑査となった。以後晩年まで帝展審査員をつとめた。春挙門下の四天王の一人に揚げられ、山水、人物、動物画など画技は広いが、特に武者絵に定評があり、自ら甲冑を制作し、また収集もした。
たまたま平田に帰り、大雲山荘で揮毫中病を得て二日後の昭和13年2月20日急逝した。享年56才。
本紙
紙本(尺八横)
サイズ
【本紙】幅 57.5 × 高さ 46.5cm
【総丈】幅 60.5 × 高さ 135cm
軸先
共箱
備考
画題:早春 白梅に猪巣(ししす)

●藁塚・猪巣(シシス)とは藁塚のこと

●藁塚とは
稲穂から籾をとり、残った稲のを藁を塚状に積み上げたもの。棒を中心に円筒形にするなど、地方により様々な形がある。藁塚の藁は刻んで堆肥として利用したり、俵や縄などの藁製品に用いたりする。出雲地方では猪巣(ししす)と言う。

米の収獲が終った後の新ワラの塚を出雲の方言でシシスというそうです。
状態
本紙・表装共に経年感はありますが鑑賞には問題無しです。

詳細写真

Detail

●尺八横物画題:早春(1月~3月)
●本紙・表装共に経年感はありますが鑑賞には問題無しです。
表装は画格にふさわしい上質な裂地があてられております。
●紙本(尺八横)
●藁塚・猪巣(シシス)とは藁塚のこと
●藁塚とは
稲穂から籾をとり、残った稲のを藁を塚状に積み上げたもの。棒を中心に円筒形にするなど、地方により様々な形がある。藁塚の藁は刻んで堆肥として利用したり、俵や縄などの藁製品に用いたりする。出雲地方では猪巣(ししす)と言う。

米の収獲が終った後の新ワラの塚を出雲の方言でシシスというそうです。
●【白梅】
●【共箱】
●【箱の表面】画題:早春
●【箱の裏面】落款サイン:大雲自題印

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