秋の深山
商品番号:2409

秋の深山

山元 春挙
売却済み

作品概要

カテゴリー:

略歴
山元 春挙 (やまもと しゅんきょ)
明治4年滋賀県大津市に生れる。本名金右衛門。別号円融斎、一徹居士。森 寛斎の門に入る。やがて寛斎塾の代表作家となり、竹内栖鳳、菊池芳文とならび称され、京都画壇の中心的存在となった。寛斎没(明治27年)後は如雲社を改組して栖鳳、芳文らと後素協会を結成し、文展開催(明治40年)と同時に審査員となり、大正6年帝室技芸員、同8年帝国美術院会員となった。京都市立専門学校教授として、また早苗塾の主宰者として川村曼舟、小村大雲ら多くの後進を育成した。昭和8年歿。享年61才。
本紙
絹本(小幅立)
サイズ
【本紙】幅27×高さ121cm
【総丈】幅40×さ203cm
軸先
象牙
共箱・二重箱
備考
印譜は、櫨華浅水荘(ろかせんすいそう)と篆刻されています。
櫨華浅水荘とは、春挙先生の大津市膳所の別荘のことで、その別荘で描かれたものです。別荘を建てられたのが大正6年46歳の時で、その後大正11年51歳でパリ日仏交換展に「秋山図」を出品されていますので、その後の51歳~58歳頃の作と思われます。


この【秋の深山図】は斜面を深秋の黄土色とし、美しい紅葉を配しています。
また遠山によって遠近感をとり雪を砂子のように胡粉(白絵具)を散らして表しています。この様な作風が純化された色彩感をもって描かれております。春挙先生が実践した近代絵画の世界をご堪能頂ければ幸いです。



状態
表装は新たに仕立て替えましたので良好です。(手打ち表装)美品です。

掛軸は画格に釣り合った上質な金襴裂地が使われております。
状態は良好です。(美品)

詳細写真

Detail



春挙先生51~58歳頃の作

この【秋の深山図】は斜面を深秋の黄土色とし、美しい紅葉を配しています。
また遠山によって遠近感をとり雪を砂子のように胡粉(白絵具)を散らして
表しています。この様な作風が近代感覚であり純化され色彩感をもって
描かれております。春挙先生が実践した近代絵画の世界をご堪能頂ければ幸いです。




春挙先生51歳頃の作

この【秋の深山図】は斜面を深秋の黄土色とし、美しい紅葉を配しています。
また遠山によって遠近感をとり雪を砂子のように胡粉(白絵具)を散らして
表しています。この様な作風が近代感覚であり純化され色彩感をもって
描かれております。
春挙先生が実践した近代絵画の世界をご堪能頂ければ幸いです。




春挙先生51歳頃の作。「(中年期)


白い点は雪を描いたものです。


白い点は雪を描いたものです。


雪を砂子のように胡粉(白絵具)を散らして表しています。


雪を砂子のように胡粉(白絵具)を散らして表しています。


印譜は、櫨華浅水荘(ろかせんすいそう)と篆刻されています。
櫨華浅水荘とは、春挙先生の大津市膳所の別荘のことで、
その別荘で描かれたものです。別荘を建てられたのが大正6年46歳の時で、
その後大正11年51歳でパリ日仏交換展に「秋山図」を出品されていますので、
その後の51歳~58歳頃の作と思われます。




箱の表面

春挙先生の中年・晩年作の場合箱書きは、ほとんどが表面です。



二重箱

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