作品概要
- 略歴
-
北村 西望 (きたむら せいぼう) 彫刻家
明治17年12月16日長崎県生まれ。
京都市立美術工芸学校(京都市立芸術大学)と東京美術学校(東京芸術大学)を卒業し、第2回文展に(憤図)が初入選。第10回文展に(晩鐘)が特選となり、翌年には早くも無鑑査となる。36歳で帝国美術展審査員、38歳で東京美術学校教授就任。母子像や喜ぶ少女等の傑作を世に出す。昭和13年に国会議事堂に作品「板垣退助」が設置される。昭和33年に文化勲章受章。西望記念館が長崎県島原城跡に設立される。皇居の新宮殿に名作「天馬」を献納。日展会長・名誉会長、日本彫塑会名誉会長など要職を務める。昭和62年。104歳の天寿を全うされる。
- 本紙
- 紙本
- サイズ
-
【本紙】幅33.5×134cm
【総丈】幅46.7×201cm
- 軸先
- 黒塗り
- 箱
- 共箱
- 備考
- 「南山寿色多」
南山は中国西安(長安)の南にある一番高い山のこと
仙人、修行者などが多く隠棲した場所で堅固で不動のもの、長寿の象徴とされていて、その山から雲が起こるようにみられることから清々しい山の霊気や瑞運が感じられまことに寿色があふれているといわれています。
長寿祝い・お正月掛けとして最適です。
また年中掛けとしてもお楽しみ頂けます。
- 状態
- 本紙・表装共に経年のわりには状態は良い方です。