旭日老松
商品番号:5183

旭日老松

野々内 保太郎
38,000

作品概要

略歴
野々内 保太郎 - ののうち やすたろう (1902~1985)
初号は「祥雲」。明治35年、島根県八束郡出雲郷村(現・東出雲町大字出雲郷)に、農業を営む野々内豊太郎の二男として生まれる。本名安太郎。 堀江有声・国井応陽・小村大雲らに学んだ後、昭和5年京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)に入学し、中村大三郎に師事した。 在学中の昭和7年、第13回帝展に初入選し、号の祥雲を保太郎に改める。大三郎没後は西山翠嶂に師事、昭和33年西山翠嶂が没すると、同志と牧人社を結成し、西山英雄に師事した。花鳥画を得意とし、文展・日展において入選を重ねた。戦後日展に厚塗りの大作を発表する一方、細密描写による軸装の、色鮮やかな花鳥画を数多く制作した。昭和60年老衰のため京都市にて没。享年83才。その子に、同じ日本画家の野々内良樹・井上稔・野々内宏がいる。
本紙
紙本(尺五立)
サイズ
【本紙】幅 44.5 × 高さ 133.5cm
【総丈】幅 57.5 × 高さ 196.5cm
軸先
焼物
合わせ箱・タトウ付き
備考
●野々内保太郎《旭日老松図》掛軸
●野々内保太郎(1902–1985)による、清々しい吉祥画題の一幅です。画面には、悠然と枝を広げる老松と、その向こうから昇る旭日が簡潔に描かれています。老松と旭日の対比のみで構成することで、保太郎先生の筆線の冴えと構図の品格がいっそう際立ちます。
●老松は長寿・不変の象徴、旭日は新たな始まりと瑞兆を表し、古来より慶事や年始の床飾りとして親しまれてきました。清澄な余白と柔らかな光彩が、空間に静かな気品を添える一幅です。
●正月掛け、慶事掛けとしてお楽しみいただけます。
状態
●【新調表装済】表装は新たに仕立て替えました。本紙、表装共に良好(美品)です。

詳細写真

Detail

●野々内保太郎《旭日老松図》紙本(尺五立)
●老松の端正な枝ぶりが美しく、その枝の向こうに昇る朝日がやわらかな光を広げています。静かな雰囲気の中に、明るい希望が感じられる一幅です。余計な要素を入れないことで、どんな場所にも飾りやすい清々しい作品になっています。
●正月掛け、慶事掛けとしてお楽しみいただけます。
●【新調表装済】表装は新たに仕立て替えました。本紙、表装共に良好(美品)です。
●背景には余計な要素を置かず、老松と旭日の二主題だけで構成されているため、画面全体に清澄な空気が漂います。余白の取り方が巧みで、光と影の対比が自然に生まれ、見る者の視線を松から太陽へと導きます。飾る空間に凛とした気配をもたらしつつ、どこか穏やかな安らぎも感じさせる一幅です。
●合わせ箱・タトウ付き

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