蛙(扇面)
商品番号:1528

蛙(扇面)

山口 華楊
売却済み

作品概要

略歴
山口 華楊 - やまぐち かよう (1899~1984)
明治32年10月京都市に生まれる。本名米次郎。兄は日本画家山口玲凞。45年西村五雲に師事、大正5年師の勧めで京都市立絵画専門学校別科に入学、8年卒業研究科に進級10年修了する。在学中の5年第10回文展に「日午」で初入選、7年にも入選。8年、師の勧めで竹内栖鳳の竹杖会に参加する。帝展に大正9年第2回から連続入選、昭和2年第8回帝展に「鹿」、3年9回展に「猿」で連続して特選、4年帝展推薦となり以後帝展に出品を続ける。11年画壇の革新を目指す中堅日本画家による水明会の結成に参加、13年五雲の死去で晨鳥社は解散するが、新晨鳥社を結成する。11年絵画専門学校助教授のち教授となり24年まで後進の指導に当たる。また、九名会、春虹会の発足に参加する。戦後は21年秋の第2回日展から審査員をつとめ、出品を続ける。24年日展運営会参事、25年参与、33年評議員、44年理事、47年常務理事、50年顧問となる。 31年日本芸術院賞、46年日本芸術院会員、56年文化勲章を受章する。 四条派の伝統をふまえ、特に動物画の第一人者として活躍した。昭和59年3月16日京都市で没。享年84才。
本紙
紙本(扇面台紙貼り)
サイズ
【本紙】幅45.5×13cm
【総丈】幅67×141cm
軸先
象牙
共箱・二重箱
備考
夏掛けとしてお楽しみ頂けます。
状態
本紙は良好です。表装は天地を取り替えましたので良好です。

詳細写真

Detail


画格に釣り合った上質な金襴裂地が使われております。

(扇面台紙貼り表装)台紙に金砂子が配され上品な仕立てになっております。






右柱に一ケ所浮きがありますが鑑賞には気にならない程度です。

照明を斜めから当てて浮きが目立つ様に写しました。↓


↓左柱に極僅かな点汚れありますが鑑賞には全く気にならない程度です。


軸先:象牙

共箱・二重箱

箱の表面と裏面

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