旭日波兎
商品番号:5173

旭日波兎

尾竹 越堂
27,000

作品概要

略歴
尾竹 越堂 - おだけ えつどう (1868~1931)
慶応4年1月新潟県に生まれる。本名熊太郎。弟の尾竹竹坡、尾竹国観ともに日本画家となる。幼少の頃上京、歌川国政に浮世絵、小堀鞆音に歴史画を学ぶ。のちに大阪に移住、巽画会会員となる。明治44年第5回文展に《韓信》で初入選、大正3年第8回文展に《さつき頃》、翌年9回展に《湖》、5年10回展に《漁礁問答》で連続入選する。また大正2年には弟の竹坡、国観らと八華会を結成し、定期展を開催する。その後、再び東京に移り住む。昭和6年12月3日没。享年63才。日本画家・尾竹正躬は娘婿。
本紙
絹本(尺五立)
サイズ
【本紙】幅 41.5 × 高さ 118cm
【総丈】幅 56 × 高さ 188cm
軸先
焼物
合わせ箱
備考
●正月掛け、慶事掛けとしてお楽しみいただけます。
●尾竹越堂による《旭日波兎》は、白兎が旭日を背に波間を跳ねる吉祥図です。古事記の「因幡の白兎」を思わせる姿で、知恵・再生・飛躍を象徴します。越堂先生らしい柔らかな筆致で波の勢いと兎の軽やかさが描かれ、物語性と清々しさが調和した一幅です。
●年のはじめを明るく迎える床飾りとしても好まれ、清新な気配をもたらす作品です。
状態
本紙に点シミと少々ヤケがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
表装は近年仕立て直しされておりますので良好です。

詳細写真

Detail

表装は近年仕立て直しされておりますので良好です。
本紙に点シミと少々ヤケがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
合わせ箱

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