秋渓尋訪(しゅうけいじんぼう)
商品番号:5019

秋渓尋訪(しゅうけいじんぼう)

鈴木 松年
36,000

作品概要

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略歴
鈴木 松年 - すずき しょうねん (1848~1918)
嘉永元年6月京都に生まれる。本名は百太郎。名は賢。字は百僊。父は鈴木派の祖である鈴木百年。父の指導を受け、明治13年京都府画学校に出仕。翌14年幸野楳嶺の後任として北宋科教員となる(21年退職)。15年第1回内国絵画共進会で褒状、17年第2回では銅賞となり、23年第3回内国勧業博覧会に「雪景山水図」、28年第4回に「嵐山春景」で妙技三等、29年日本絵画協会展一等褒状、33年パリ万博で銅賞を受賞するなど国内外の博覧会、共進会で活躍。また、新興鈴木派を盛り立てて明治前期の京都画壇に重きをなした。穏和な父の画風とは対照的な豪放剛健な作風による山水画、人物画を得意とし、今簫白と称される。晩年は京都天竜寺天井画などを制作。白川畔の大画室で悠々自適の生活を送る。日本画家鈴木松僊は長男。大正7年1月29日京都市で没。享年69才。
本紙
紙本(尺八立・幅広)
サイズ
【本紙】幅 51.5 × 高さ 132cm
【総丈】幅 65.5 × 高さ 211cm
軸先
共箱
備考
●《秋渓尋訪》(しゅうけいじんぼう) 鈴木松年筆 :紙本(尺八立)幅広なので一間床に最適です。
— 秋の渓谷に、静かなる心を尋ねて —
●秋の渓谷を歩く人物が、紅葉を見上げる静かな一瞬を描いた一幅です。松年先生らしい力強い筆づかいと、淡彩のやわらかな色合いが調和し、自然の中で心を澄ませるような雰囲気が漂っています。人物は陶淵明や蘇東坡を思わせる文人風の姿で、季節の移ろいと内面の思索が重ねられています。
●画題「秋渓尋訪」は、誰かを訪ねるという意味のほかに、自然の中で自分自身と向き合うような、静かな心の旅を表しているようにも感じられます。
●秋掛けとしてお楽しみいただけます。
状態
●本紙に少々折れがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
●表装の裂地も画格にふさわしい上質な金襴裂地があてられた申し分のない仕立になっており、現代の空間にもよくなじみます。

詳細写真

Detail

●《秋渓尋訪》 鈴木松年筆 掛軸一幅:紙本(尺八立)幅広なので一間床に最適です。
— 秋の渓谷に、静かなる心を尋ねて —
●秋の渓谷を歩く人物が、紅葉を見上げる静かな一瞬を描いた一幅です。松年先生らしい力強い筆づかいと、淡彩のやわらかな色合いが調和し、自然の中で心を澄ませるような雰囲気が漂っています。人物は陶淵明や蘇東坡を思わせる文人風の姿で、季節の移ろいと内面の思索が重ねられています。
●表装の裂地も画格にふさわしい上質な金襴裂地があてられた申し分のない仕立になっており、現代の空間にもよくなじみます。
●本紙に少々折れがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
●人物は陶淵明や文人を思わせる姿で、季節の移ろいと内省の情景が表現されています。
表装の下部に薄い汚れがありますが、ほとんど気になりません。
共箱
【箱の表面】秋渓尋訪(しゅうけいじんぼう)
【箱の裏面】落款サイン:老龍館松年僊史題函面印

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