秋暮
商品番号:4997

秋暮

木島 桜谷
売却済み

作品概要

カテゴリー:

略歴
木島 桜谷 - このしま おうこく (1877~1938)
明治10年京都市中京区三条室町に生まれる。本名文治郎。字は文質。京都市立商業学校を中退し、19才の時に今尾景年の塾に入門、同時に山本谿愚について漢詩を学んだ。京都美術協会展、新古美術品展などで活躍し、明治40年第1回文展に「しぐれ」で2等賞をしたのをはじめ、第6回展まで連続入賞し、大正2年第7回展には景年にかわって審査員をつとめた。
大正元年京都市立美術工芸学校教諭、大正4年京都市立絵画専門学校教授となった。円山・四条風の様式のうえに自己の工夫を加えて、平明で親しみのある画風をつくり、菊池契月とならんで文展が生んだ最初の花形作家といわれたが、晩年は詩書に親しんで世間から遠ざかった。昭和3年11月3日京阪電車に触れて不慮の事故死をした。昭和3年11月没。享年61才。
本紙
絹本(尺幅立)
サイズ
【本紙】幅 27.5 × 高さ 128cm
【総丈】幅 39 × 高さ 212cm
軸先
象牙
共箱・二重箱
備考
●木島桜谷先生《秋暮》 円山四条派の洗練と詩情が息づく、晩秋の名品
●円山四条派の流れを汲み、自然描写に写実と抒情を融合させた木島桜谷先生による一幅。
●紅葉の名残と初雪の対比が、季節の移ろいを静かに物語ります。遠景の山々は淡く霞み、画面下には雪をまとった岩場が広がり、自然の呼吸と時間の深まりを感じさせる構成。
●桜谷先生は、円山派の精緻な筆法と四条派の詩的感性を継承しつつ、独自の柔らかな筆致と余白の美で、風景に静謐な情感を宿らせました。
●秋掛けとしてお楽しみいただけます。
状態
●本紙にヤケと点シミがありますが、作品と相まってあまり気になりません。
●裏面全体も点シミがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。

詳細写真

Detail

●画題:秋暮 絹本(尺幅立)
●秋掛けとしてお楽しみいただけます。
●表装は、京都の老舗・春芳堂による仕立て。文化勲章受章作家・竹内栖鳳先生がひいきにしていたことで知られ、当時は新進気鋭の作家たちの作品も数多く手掛けた名店です。
●秋を主題とした桜谷作品は希少で、静かな品格が漂う、飾って楽しめる逸品です。
●表装は画格にふさわしい、上質な高級金襴裂地があてられた仕立てになっております。
●表装の天に微量のヤケがありますが、おおむね良好です。
●本紙にヤケと点シミがありますが、作品と相まってあまり気になりません。
●本紙にヤケと点シミがありますが、作品と相まってあまり気になりません
●本紙にヤケと点シミがありますが、作品と相まってあまり気になりません
●本紙にヤケと点シミがありますが、作品と相まってあまり気になりません
●印章:聾盧(ろうろ)晩年の作。
●「聾」は耳が聞こえない、「盧」は草庵・庵室を意味します。
●直訳すれば「耳の聞こえぬ庵」となりますが、これは俗世の喧騒を離れ、静寂の中で自然と向き合う境地を象徴する雅号です。
●桜谷先生は晩年、より深い精神性を求めてこの号を使い始めたとされ、特に静謐な風景画などに用いられています。
●裏面全体も点シミがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。
●共箱・二重箱
●表装は、京都の老舗・春芳堂による仕立。文化勲章受章作家・竹内栖鳳先生がひいきにしていたことで知られ、当時は新進気鋭の作家たちの作品も数多く手掛けた名店です。
●秋を主題とした桜谷作品は希少で、静かな品格が漂う、飾って楽しめる逸品です。
●【箱の表面】画題:秋暮(しゅうぼ)秋の暮=晩秋
●【箱の裏面】
●共箱・二重箱

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