蓬莱
商品番号:5146

蓬莱

川村 曼舟
45,000

作品概要

略歴
川村 曼舟 - かわむら まんしゅう (1880~1942)
明治13年7月9日京都市に生まれる。明治31年山元春挙の門下となり、明治35年新古美術品展「薩摩潟」を出品して3等賞を受けた。明治41年第2回文展で「黄昏」が3等賞を受賞、以後同展に毎年出品して入賞を続け、大正5年に「竹生島」、6年には「日本三景」で特選となり、大正8年第1回帝展には橋本関雪・西山翆璋とともに審査員となった。大正11年京都市絵画専門学校教授に就任、昭和11年には同校校長となった。小村大雲・庄田鶴友・服部春陽とともに春挙門の四天王と言われ、師亡き後は早苗会を主宰した。昭和17年11月7日京都市で死去。享年62才。
本紙
絹本(尺三立)
サイズ
【本紙】幅 36.5 × 高さ 130cm
【総丈】幅 60 × 高さ 218cm
軸先
象牙
共箱・二重箱
備考
●正月掛け、慶事掛けとしてお楽しみいただけます。
●川村曼舟《蓬莱》
●本作《蓬莱》は、曼舟先生が理想郷の象徴を描いた山水画です。霧に包まれた峻嶺の頂に松が立ち、赤陽が静かに昇る情景は、幻想的でありながら力強い生命感を湛えています。墨の濃淡と淡彩の調和が織りなす空気感は、曼舟先生ならではの品格と詩情を感じさせます。
●川村曼舟(1880–1942)は京都画壇を代表する日本画家で、近代的な構成力と伝統的な筆致を融合させたことで知られます。山水画に新たな息吹をもたらし、精神性と造形美を兼ね備えた作品を数多く残しました。本作にも、彼の晩年に見られる簡潔で力強い描写と、静かな精神性がよく表れています。
●「蓬莱」は古代中国の神仙思想における霊山で、不老長寿や吉祥の象徴とされました。海の彼方に浮かぶ仙境を描いた本作は、年始や慶事の掛物としてもふさわしく、床の間を格調高く彩ります。
状態
●【新調表装済】表装は元裂地を残して新たに仕立て替えましたので良好です。画格に釣り合った上質な金襴裂地が使われた仕立てになっております。
●本紙にヤケと点シミが少々ありますが、鑑賞には気にならない程度です。

詳細写真

Detail

●正月掛け、慶事掛けとしてお楽しみいただけます。
●川村曼舟《蓬莱》掛軸
●本作《蓬莱》は、曼舟先生が理想郷の象徴を描いた山水画です。霧に包まれた峻嶺の頂に松が立ち、赤陽が静かに昇る情景は、幻想的でありながら力強い生命感を湛えています。墨の濃淡と淡彩の調和が織りなす空気感は、曼舟先生ならではの品格と詩情を感じさせます。
●【新調表装済】表装は元裂地を残して新たに仕立て替えましたので良好です。画格に釣り合った上質な金襴裂地が使われた仕立てになっております。
●本紙にヤケと点シミが少々ありますが、鑑賞には気にならない程度です。
本紙にヤケと点シミが少々ありますが、鑑賞には気にならない程度です。
共箱・二重箱
【箱の表面】
【箱の裏面】

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