鶴亀|双幅
商品番号:5142

鶴亀|双幅

今尾 景年
98,000

作品概要

略歴
今尾 景年 - いまお けいねん (1845~1924)
弘化2年8月12日京都に生まれる。幼名猪三郎。名は永勤、字は予裕。別に養素斎、聯自楽居と称した。はじめ浮世絵師梅川東挙に学び、後に鈴木百年に学んだ。諸家の画法を研究して花鳥画を得意とし、明治13年京都府画学校に出仕、明治28年第4回内国勧業博覧会で「耶馬渓」が2等賞となり、画壇にデビューした。明治40年文展開催とともに審査員となり、大正8年帝国美術院会員となった。京都写生派の代表的画家で、門下に木島桜谷、上田萬秋らがいる。大正13年10月5日没。享年80才。
本紙
絹本(尺五立)|双幅
サイズ
【本紙】【本紙】幅42×高さ109.5cm(×2幅)
【総丈】【総丈】幅55×高さ210cm(×2幅)
軸先
象牙
共箱・タトウ付き
備考
●正月掛け、婚礼・慶事掛けとしてお楽しみいただけます。
●今尾景年作 【鶴亀】双幅・掛軸
●近代京都画壇を代表する日本画家・今尾景年(1845–1924)による、吉祥の象徴「鶴」と「亀」を描いた双幅掛軸です。景年先生は円山四条派の伝統を継承しつつ、写生を基盤とした端正な筆致と清澄な色彩感覚で知られ、本作にもその特色がよく表れています。
一幅には双鶴(右側)の清雅な姿を、もう一幅の亀(左側)には長寿を象徴する亀を重厚に描き、対幅として構成することで、祝意と瑞祥を兼ね備えた格調高い趣を示しています。鶴の羽毛には緻密な線描と柔らかな彩色が施され、もう一幅(左側亀の甲羅には墨線と彩色による量感表現が際立ちます。左右の均衡と主題の対照性が整えられ、慶事の床飾りとしてもふさわしい作品です。
状態
●本紙・表装共に良好です。
●表装は画格に釣り合った上質な高級裂地が使われた仕立てになっております。

詳細写真

Detail

●今尾景年作 【鶴亀】双幅・掛軸
●梅花三亀(左側)●双鶴(右側)

【左側】梅花三亀

●本紙・表装共に良好です。
●本紙・表装共に良好です。
●表装は画格に釣り合った上質な高級裂地が使われた仕立になっております。
●梅花三亀(左側)
●本紙・表装共に良好です。
●金泥引きが施された、上品で清々しい作品です。
●梅花(左側)
●梅花(左側)
●三亀(左側)
●金泥引きが施された、上品で清々しい作品です。
●双亀(左側)
●亀の甲羅には墨線と彩色による量感表現が際立っています。
●亀の甲羅には墨線と彩色による量感表現が際立っています。

【右側】双鶴

●本紙・表装共に良好です。
●金泥引きが施された、上品で清々しい作品です。
●金泥引きが施された、上品で清々しい作品です。
●金泥引きが施された、上品で清々しい作品です。
●鶴の羽毛には緻密な線描と柔らかな彩色が施されています。
●鶴の羽毛には緻密な線描と柔らかな彩色が施されています。
●共箱・タトウ付き
●【箱の表面】
●【箱の裏面】

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