瑞松
商品番号:5090

瑞松

今尾 景祥
35,000

作品概要

略歴
今尾 景祥 - いまお けいしょう (1902~1993)
明治35年京都に生まれる。本名は孝則。静観とも号す。今尾景年の養子で、寺院奥襖などを手がけ、また団体に所属せず個展を中心に制作発表する。平成5年京都市で没。享年91才。
本紙
紙本(尺八横)
サイズ
【本紙】幅 49.5 × 高さ 35.5cm
【総丈】幅 64 × 高さ 132.5cm
軸先
象牙
共箱・太巻き・二重箱
備考
●正月掛け、慶事掛け、年中掛けとしてお楽しみいただけます。
●「瑞松(ずいしょう)」は、吉祥の象徴である松を主題に、墨の濃淡と筆の緩急を巧みに用いて、力強くも落ち着いた姿に描き上げた一幅です。枝葉の重なりには風格があり、画面に施された金泥のあしらいが晴れやかな輝きを添え、墨の深みと美しく調和することで、作品全体に格調と華やぎをもたらしています。
「瑞松」とは、めでたい兆しを宿す松の意であり、古来より長寿・繁栄・不変の象徴とされてきましたが、本作では金泥の装飾が加わることで祝福の気持ちがより一層強く感じられます。新年の床飾りとしてはもちろん、長寿のお祝い、開業・新築・昇進など、人生の節目を彩る場にもふさわしい作品です。
作者・今尾景祥氏は、水墨画の伝統を大切にしながら、現代の空間にも調和する品格ある作品を手がける作家であり、余白の取り方や落款の位置にも細やかな配慮がなされており、穏やかな佇まいの中に確かな存在感が宿っています。表装には金彩文様を施した上質な金襴裂地が用いられ、作品の品位をさらに高めており、和室はもちろん、洋の空間にも映える一幅として、季節の設えや慶事の演出にぜひお役立ていただきたい逸品です。
状態
本紙に少々ヤケ、表装の地にヤケがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
裏面に点シミがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。

詳細写真

Detail

本紙に少々ヤケがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
表装の地にヤケがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
裏面に点シミがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。
共箱・太巻き・二重箱
太巻き芯棒付き(軸先: 象牙)

太巻き芯棒は岩絵具の剥離や折れ等を防ぎ、作品の状態をできるだけ良好に保つための保存箱です。
太巻き芯棒の取り扱い方はこちら
ご鑑賞時には太巻き芯棒を外してご覧ください。
掛軸をしまう時は必ず太巻き芯棒を挟んで巻いてください。
【箱の表面】
【箱の裏面】

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