帰樵図
商品番号:5033

帰樵図

板倉 星光
18,000

作品概要

略歴
板倉 星光 - いたくら せいこう (1895~1964)
明治28年12月京都市に生まれる。本名は捨次郎。大正3年京都市立美術工芸学校絵画科、6年京都市立絵画専門学校を卒業。同級に宇田荻邨、徳岡神泉等がいる。菊池契月に師事して美人画を学ぶ。在学中の大正4年第9回文展に《露》で初入選。以後文展帝展に連続入選する。初期の古典的な題材から、舞妓や母子などの現代的な風俗を題材に、師契月の作風を感じさせる新古典的な画風に転じて、昭和4年第10回帝展に《春雪》、5年第5回帝展に《春雨》で連続特選となる。昭和6年帝展推薦、11年画壇の革新を目指す京都の中堅日本画家による吹鳴会の結成に参加、12年からの新文展にも無鑑査出品を続ける。戦後24年第5回日展から30年第11回日展まで連続して依嘱出品をする。昭和39年12月17日、京都府乙訓郡で没。享年69才。
本紙
絹本(尺五立)
サイズ
【本紙】幅 40.5 × 高さ 116.5cm
【総丈】幅 54.5 × 高さ 188cm
軸先
唐木
共箱
備考
●春、夏掛けとして2シーズンお楽しみいただけます。
●霧に包まれた山道を、ひとり帰る樵(きこり)の姿。板倉星光先生が描いたこの作品は、自然の静けさと人の暮らしがやさしく溶け合う、詩情豊かな一幅です。
岩や木々、水の流れは細やかな筆づかいで描かれ、淡い彩色によって山の空気や湿り気まで感じられるような表現がなされています。青緑系の絵具が控えめに使われ、画面に清らかな印象と奥行きを与えています。人物は小さく描かれていますが、その姿からは一日の労を終え、家路につく安らぎが伝わってきます。
●「帰樵図」は、古くから文人画などで好まれてきた画題で、自然の中で働く人の姿を通して、季節の移ろいや人の営みを象徴的に描くものです。本作では、星光先生ならではのやわらかな筆致と静かな情感が光り、観る者の心に穏やかな余韻を残します。
●飾る場所を選ばず、長く親しめる作品です。
状態
●本紙にヤケがありますが、おおむね良好です。
●裏面にもヤケがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。
●表装はおおむね良好です。

詳細写真

Detail

画題:帰樵図 絹本(尺五立)共箱
●春、夏掛けとして2シーズンお楽しみいただけます。
●「帰樵図」は、古くから文人画などで好まれてきた画題で、自然の中で働く人の姿を通して、季節の移ろいや人の営みを象徴的に描くものです。本作では、星光先生ならではのやわらかな筆致と静かな情感が光り、観る者の心に穏やかな余韻を残します。
●飾る場所を選ばず、長く親しめる作品です。
●本紙にヤケがありますが、おおむね良好です。
●霧に包まれた山道を、ひとり帰る樵(きこり)の姿。板倉星光先生が描いたこの作品は、自然の静けさと人の暮らしがやさしく溶け合う、詩情豊かな一幅です。
岩や木々、水の流れは細やかな筆づかいで描かれ、淡い彩色によって山の空気や湿り気まで感じられるような表現がなされています。青緑系の絵具が控えめに使われ、画面に清らかな印象と奥行きを与えています。人物は小さく描かれていますが、その姿からは一日の労を終え、家路につく安らぎが伝わってきます。
●「帰樵図」は、古くから文人画などで好まれてきた画題で、自然の中で働く人の姿を通して、季節の移ろいや人の営みを象徴的に描くものです。本作では、星光先生ならではのやわらかな筆致と静かな情感が光り、観る者の心に穏やかな余韻を残します。
裏面にもヤケがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。
共箱
【箱の表面】
【箱の裏面】

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