紅蔦小禽
商品番号:5030

紅蔦小禽

加藤 英舟
26,000

作品概要

カテゴリー:

略歴
加藤 英舟 - かとう えいしゅう (1873~1939)
明治6年12月名古屋に生まれる。本名は栄之助。初め名古屋の奥村石蘭に学び、23年京都市画学校に入学、幸野楳嶺の薫陶を受け四条派を学ぶ。28年楳嶺の没後は岸竹堂、さらに30年竹堂没後は竹内栖鳳に師事する。西山翆嶂・上村松園らに次ぐ、西村五雲とともに栖鳳の早い時期の門人で、郷里名古屋や京都、岐阜、北陸などの絵画共進会、新古美術品展で受賞を重ねるとともに、30年第1回絵画共進会、36年第5回内国勧業博覧会で褒状を受ける。明治30年後素協会青年会常議員、のち後素協会会員となる。41年第2回文展に「うそ寒」で初入選、大正元年第6回文展の第二科に「かすみ網」で褒状を受ける。その後も文展、帝展に入選を重ね、15年第1回聖徳太子奉賛美術展に入選、昭和2年帝展委員となり、帝展に出品を続ける。11年秋の文展招待展の「動物園一隅」が最後の官展出品となる。花鳥画や動物画に秀作を残し、昭和14年2月15日京都市で没。享年65才。
本紙
絹本(尺幅立)
サイズ
【本紙】幅 27 × 高さ 131.5cm
【総丈】幅 39.5 × 高さ 209cm
軸先
合わせ箱
備考
●秋掛けとしてお楽しみいただけます。
●秋の蔦が紅く染まり、枝には一羽の四十雀がとまっています。身近な野鳥ですが、この作品では静かに季節の深まりを見つめるような姿が印象的です。
●加藤英舟は竹内栖鳳に師事した花鳥画の名手で、自然の一瞬を詩情豊かに捉える画風が魅力です。絹本に肉筆で描かれており、蔦の葉の色彩の変化—朱から橙、深紅へと—がとても美しく、秋の情緒が感じられます。
●表具は当時のままですが、保存状態はおおむね良好で、掛け映えも十分です。箱は合せ箱ですが、画面下部には英舟の落款と印がしっかり入っており、作風とも一致しています。
●秋の床の間を彩る一幅として、また花鳥画の鑑賞用としてもおすすめです。
状態
●本紙に少々ヤケと点シミがありますが、おおむね良好です。
●裏面にもヤケと点シミがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。

詳細写真

Detail

画題:紅蔦小禽 絹本(尺幅立)合わせ箱
●表具は当時のままですが、保存状態はおおむね良好で、掛け映えも十分です。箱は合せ箱ですが、画面下部には英舟の落款と印がしっかり入っており、作風とも一致しています。
●本紙に少々ヤケと点シミがありますが、おおむね良好です。
●加藤英舟は竹内栖鳳に師事した花鳥画の名手で、自然の一瞬を詩情豊かに捉える画風が魅力です。絹本に肉筆で描かれており、蔦の葉の色彩の変化—朱から橙、深紅へと—がとても美しく、秋の情緒が感じられます。
裏面にもヤケと点シミがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。
合わせ箱

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