画題:紅蔦小禽 絹本(尺幅立)合わせ箱
●表具は当時のままですが、保存状態はおおむね良好で、掛け映えも十分です。箱は合せ箱ですが、画面下部には英舟の落款と印がしっかり入っており、作風とも一致しています。
●本紙に少々ヤケと点シミがありますが、おおむね良好です。
●加藤英舟は竹内栖鳳に師事した花鳥画の名手で、自然の一瞬を詩情豊かに捉える画風が魅力です。絹本に肉筆で描かれており、蔦の葉の色彩の変化—朱から橙、深紅へと—がとても美しく、秋の情緒が感じられます。
●加藤英舟は竹内栖鳳に師事した花鳥画の名手で、自然の一瞬を詩情豊かに捉える画風が魅力です。絹本に肉筆で描かれており、蔦の葉の色彩の変化—朱から橙、深紅へと—がとても美しく、秋の情緒が感じられます。
裏面にもヤケと点シミがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。
合わせ箱
