桜花双鳩|まくり・未表装・大幅
商品番号:4999

桜花双鳩|まくり・未表装・大幅

榊原 弘
商談中

作品概要

カテゴリー:

略歴
榊原 弘 - さかきばら ひろし
明治から昭和初期にかけて京都で活動した日本画家。円山四条派の流れをくみ、動物や人物、田舎の風俗など、身近な題材を温かく写実的に描いた。京都市美術展や新樹社展に継続して出品しており、地域画壇で安定した実績を残している。兄は花鳥画で知られる榊原紫峰。紫峰が精神性と品格を重視した画風を築いたのに対し、弘はより生活に根ざした題材を選び、親しみやすい魅力を持つ画家として独自の立ち位置を築いた。
本紙
絹本
サイズ
【本紙】幅 99 × 高さ 80.5cm
備考
●本作は画風・構成・筆致から見て、榊原紫峰の弟・榊原弘(ひろし)による作品と見られます。弘は紫峰と同じく京都画壇に学び、花鳥画において静雅な美学を継承した画家です。
桜花の繊細な描写と、寄り添う二羽の鳩の穏やかな構成には、紫峰系花鳥画の特徴である余白の美と精神性が息づいています。桜花は春の祝福と儚さを、鳩は平和と夫婦和合を象徴し、画面全体に静けさと吉祥が漂います。
春掛けとしてお楽しみいただけます。

【表装承ります(納期: 約40日)】※額装も承りますのでお問い合わせください。
■本紙代: 25,000円
■表装代: 60,000円(大幅のため)(機械表装)
合計: 85,000円(税込)

※桐箱も承りますのでお問い合わせください。
※仕上がり寸法はご指定いただけますが、表装の柄は本紙に合わせたものを当店にて選定いたします。
※買い物かごからご注文いただく際は、注文フォームの「商品に関するお問い合わせ」欄に表装希望の旨をご記入ください。
状態
本紙に薄いヤケとシミがありますが、鑑賞には気にならない程度です。

詳細写真

Detail

本紙に薄いヤケとシミがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
●本作は、画風・構成・筆致に榊原紫峰の流れを感じさせる一幅です。とくに桜花の描写と鳩の柔らかな造形には、紫峰系花鳥画の静雅な美学が宿ります。
本作は画風・構成・筆致に榊原紫峰(1887–1971)の美学を色濃く感じさせる一幅です。紫峰は京都市立絵画専門学校の教授として多くの花鳥画家を育て、静雅な余白の美と精神性を重んじる画風を確立しました。
桜花の繊細な描写、鳩の柔らかな造形、そして画面全体に漂う静けさは、紫峰の門下生やその流れを汲む作家に共通する特徴です。とくに春の吉祥を象徴する構成は、紫峰が好んだ題材と重なり、品格ある花鳥画の系譜に位置づけるにふさわしいものといえるでしょう。
●落款:弘作印( 印章:榊原之印)

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