晴秋
商品番号:4990

晴秋

市野 亨
24,000

作品概要

カテゴリー:

略歴
市野 亨 - いちの とおる (1910~1966)
明治43年5月愛知県海部郡に生まれる。初め朝見香城に学び、昭和9年青竜社第6回展に《樹下軍鶏》で初入選、以後川端龍子に師事する。昭和11年青竜社第9回展で《魚窓》でY氏賞を受賞、青竜社子となり、17年青竜社社人となった。花鳥画を最も得意とした。37年中日文化賞を受賞。昭和41年1月名古屋市で没した。享年55才。日本画家の市野竜起は子息。
本紙
絹本(尺八横)
サイズ
【本紙】幅 51 × 高さ 42.5cm
【総丈】幅 65 × 高さ 139.5cm
軸先
象牙蓋
共箱
備考
●秋掛けとしてお楽しみいただけます。
●枝にとまる一羽の鳥。濃紺の羽根と白い腹が、澄んだ秋空の冷たさと静けさを感じさせます。周囲には黄葉と緑葉が交じり、季節の移ろいを繊細に表現。枯葉には金箔が施され、光を受けてほのかに輝きます。これは、師・川端龍子から受け継いだ技法であり、静かな画面に華やぎを添える市野亨ならではの演出です。
背景の余白と鳥のたたずまいが、秋の晴れた日の「間(ま)」を感じさせ、床の間に掛ければ空間全体が凛とした季節感に包まれます。
状態
●本紙に薄い点シミ、表装の天に少々シミがありますが、おおむね良好です。
●裏面に浮き等がありますが、鑑賞には問題ない箇所です。

詳細写真

Detail

画題:晴秋 絹本(尺八横)
●秋掛けとしてお楽しみいただけます。
本紙に薄い点シミ、表装の天に少々シミがありますが、おおむね良好です。
●表装は画格にふさわしい、上質な高級金襴裂地があてられた仕立てになっております。
●表装の天に少々シミがありますが、おおむね良好です。
●本紙に薄い点シミがありますが、おおむね良好です。
●床の間に掛けた際、自然光や照明が金箔に当たると、枯葉がほのかに光を放ちます。これは画面に「動き」を与える効果があり、静物画でありながら時間の流れを感じさせます。
裏面に浮き等がありますが、鑑賞には問題ない箇所です。
共箱
【箱の表面】
【箱の裏面】

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