
画題:日さかり(夏の風物詩)

●元裂地を使って仕立て直しましたので本紙・表装共に綺麗です。(手打ち表装)
●裂地は画格に釣り合った金襴裂地が使われております。
●裂地は画格に釣り合った金襴裂地が使われております。


雲の峯 菱しく濠の すき間皐
(くものみね ひししくほりの すきまこう)
「雲の峯」=入道雲(夏の代表的な季語)
「菱しく濠の」=菱の葉が水濠一面に茂っている(※「しく」は「敷く」という意だと思われます)
「すき間皐」=その隙間に初夏の気配(=皐月)を感じる
夏の盛り、水濠に繁る菱の葉のすき間から、初夏の気配(皐月)が感じられるという情景を詠んだ作品です。
「皐月(サツキ)」は植物ではなく、旧暦の五月(初夏の季語)として用いられているようです。
立ちのぼる入道雲、水面を覆う菱の葉、そのすき間に漂う季節の気配。
栖鳳先生はその一瞬の空気感を巧みに筆に表し、見る人々に涼やかな風を届けるような作品として仕上げられています。
(くものみね ひししくほりの すきまこう)
「雲の峯」=入道雲(夏の代表的な季語)
「菱しく濠の」=菱の葉が水濠一面に茂っている(※「しく」は「敷く」という意だと思われます)
「すき間皐」=その隙間に初夏の気配(=皐月)を感じる
夏の盛り、水濠に繁る菱の葉のすき間から、初夏の気配(皐月)が感じられるという情景を詠んだ作品です。
「皐月(サツキ)」は植物ではなく、旧暦の五月(初夏の季語)として用いられているようです。
立ちのぼる入道雲、水面を覆う菱の葉、そのすき間に漂う季節の気配。
栖鳳先生はその一瞬の空気感を巧みに筆に表し、見る人々に涼やかな風を届けるような作品として仕上げられています。



●鳥名は悠然と羽ばたく鳶(トンビ)


共箱・二重箱


