雪中茅屋図
商品番号:2614

雪中茅屋図

山元 春挙
売却済み

作品概要

カテゴリー:

略歴
山元 春挙 - やまもと しゅんきょ (1871~1933)
明治4年滋賀県大津市に生れる。本名金右衛門。別号円融斎、一徹居士。森 寛斎の門に入る。やがて寛斎塾の代表作家となり、竹内栖鳳、菊池芳文とならび称され、京都画壇の中心的存在となった。寛斎没(明治27年)後は如雲社を改組して栖鳳、芳文らと後素協会を結成し、文展開催(明治40年)と同時に審査員となり、大正6年帝室技芸員、同8年帝国美術院会員となった。京都市立専門学校教授として、また早苗塾の主宰者として川村曼舟、小村大雲ら多くの後進を育成した。昭和8年歿。享年61才。
本紙
紙本(尺幅立)
サイズ
【本紙】幅30×高さ124cm
【総丈】幅43×高さ211cm
軸先
象牙
共箱
備考
冬掛けとしてお楽しみ頂けます。
茅屋(ボウオク)とは草ぶきの屋根の家。
状態
表装・本紙共に軽い折れ・ヨリ等ありますが鑑賞には気にならない程度です。

詳細写真

Detail



|←—-(軸先除く) 掛軸幅 43cm —-→|

紙本(尺幅立)総丈:幅43×高さ211cm

※この掛軸のサイズは五尺床・一間床に最適です。

掛軸は表装・本紙共に軽い折れ・ヨリ等ありますが鑑賞には気にならない程度です。



掛軸は当時のままで、画格に釣り合った上質な金襴裂地が使われております。


この作品は冬掛けとして、描かれたものですが、
現代では季節の逆掛けとしておすすめいたします。
話の種として、お楽しみいただければ幸いです。

もちろん、冬掛けとしても最適です。

雪が降り積もった山村の様子を丹念に描いた作品で、
山家や人物に大正から昭和のはじめにかけての生活のぬくもりが感じられます。
古きよき時代の郷愁にしばし浸かってみませんか。

夏掛け・冬掛けとしてお楽しみ頂けます。



本紙に軽い折れ等ありますが鑑賞には気にならない程度です。

茅屋(ボウオク)とは草ぶきの屋根の家。

下部画像は【照明を斜めから当てて折れ・ヨレが目立つ様に写しました】



本紙に軽い折れ等ありますが鑑賞には気にならない程度です。
【照明を斜めから当てて折れ・ヨレが目立つ様に写しました】


茅屋(ボウオク)とは草ぶきの屋根の家のこと。

この雪景の図柄は応挙以来、円山派で代々好んで描かれたもので、
やわらかな雪を紙本の白地を残して描き出す技法は日本画独自のものです。
水墨の擦れを巧みに表現された、昔懐かしい日本の自然美をお楽しみください。




【寒鴉(カンカラス)の群れ】


表装裏面上部の上巻(巻絹)にヤケ・点染み等ありますが鑑賞には問題無い箇所です。


共箱


箱の表面下部へ落款印章あり

春挙先生の中年・晩年作の場合の箱書きは、ほとんどが表面です。



【箱の表面上部】
画題:直筆サイン(雪中茅屋)セツチュウボウオク


箱の表面下部へ落款印章あり

春挙先生の中年・晩年作の場合の箱書きは、ほとんどが表面です。

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