作品概要
- 略歴
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橋本静水 (はしもと せいすい)
明治9年広島県尾道の生まれ。東京美術学校日本画科を中退し、橋本雅邦に師事する。明治30年から、日本絵画協会の絵画共進会日本美術院との連合絵画共進会で入選や受賞を重ね、34年35年には《不動明王》《雨の滝》で夫々一等褒状を受賞し、同35年には雅邦の娘と結婚する。また36年には雅邦門下生による二葉会に参加し、後に幹事となる。40年の東京勧業博覧会には《千手》で褒状を受け、44年の第5回文展には唯一の官展出品作《一休》で褒状を受けた。大正3年に日本美術院の院友となり、その第1回展に《白砂青松》で入選し、日本美術院同人となった。その後も同展に《猿沢の池》《遊魚》《文覚》などを出品した。昭和18年東京で歿。享年67才。
- 本紙
- 紙本(尺一立)
- サイズ
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【本紙】幅33×高さ137cm
【総丈】幅45.5×高さ218cm
- 軸先
- 焼物
- 箱
- 合せ箱・タトウ箱付
- 備考
- 女の子の健やかな成長を願い、厄を祓う行事として生活の中に定着してきたひな祭りは、桃の節句とも呼ばれて五節句のひとつとして旧暦の3月3日に祝われてきました。この掛軸は2月~3月いっぱいまで掛けてお楽しみいただけます。
桃の節句掛けとしてお楽しみ頂けます。
※お子様・お孫様のお祝いとしておすすめです。
- 状態
- 本紙に極薄い点染み等ありますが鑑賞には
全く気になりません。
新たに仕立て替えましたので掛軸の状態は
良好です。(新調表装)