渡辺 公観
わたなべ こうかん (1878~1938)
明治11年1月滋賀県大津市に生まれる。本名は耕平。狂魚洞、遊魚洞とも号す。京都市立美術工芸学校を中退。28年森川曽文に師事し四条派を学ぶ。35年曽文没後は独習。明治40年第1回文展に「進言」で初入選、以後大正3、4、5、7年と文展で入選するが、大正8年帝展開設にあたり官展から離れ、井口華秋、池田桂仙、上田萬秋、林文塘らと自由な制作を目指し日本自由画壇を結成。以後定期展に「月明」「緑陰清泉」「湖畔の夕」などを出品する。昭和13年7月29日京都市で没。享年60才。
渡辺 公観 作品集
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