囀(さえずり)
商品番号:3447

囀(さえずり)

西村 五雲
売却済み

作品概要

カテゴリー:

略歴
西村 五雲 - にしむら ごうん
明治10年京都に生まれる。本名源次郎。23年岸竹堂に師事する。26年日本美術協会第6回展で褒状を受け、30年と32年に全国絵画共進会で連続して四等賞を受賞する。 30年に師竹堂が没後、竹内栖鳳に師事する。33年新古美術品展で三等賞、36年には第5回内国勧業博覧会に「残雪飢狐」で褒状、40年第1回文展で三等賞と次々に受賞を重ねる。 明治45年画塾を設け、大正2年京都市立美術工芸学校教諭となる。大正9年帝展委員、13年市立絵画専門学校教授となる。 大正13年画塾を晨鳥社と命名、後進の指導に当たり新進作家を輩出する。 昭和8年帝国美術院会員、9年からは珊瑚会展、春虹会展、七弦会展などにも出品する。 昭和13年京都で没。享年60才。
本紙
絹本 (尺五横)
サイズ
【本紙】幅41×高さ33cm
【総丈】幅54.8×高さ130cm
軸先
象牙
共箱・二重箱
備考
●囀(さえずり)とは、鳥たちの春の求愛の鳴声のこと。季語【春】

五雲先生といえば動物画が有名ですが、岸竹堂、竹内栖鳳に師事して京都画壇の伝統を受け継いだ技量には卓越したものがあります。官展の始まる前には各種の展覧会で受賞を重ね、大正9年の帝展(日展の前身、帝國美術院美術展覧会)では委員を務めます。また、大正13年に就いた京都市立絵画専門学校(京都市立芸術大学の前身)教授の職も昭和11年まで続けて、後進の育成に尽力しています。昭和8年には帝国美術院会員に選出され、自ら創設した画塾「晨鳥社」からは山口華楊、前田荻邨など次代を担う俊英が多数育っています。小品を好んで描いた先生にはその清廉な人格を表した佳品が数多く残されています。

春掛けとしてお楽しみ頂けます。
状態
本紙は良好の方です。

表装の左柱に軽い折れ等ありますが鑑賞には気にならない程度です。

詳細写真

Detail


|←————— 軸幅 54.8cm —————→|

(尺五横)

本紙は良好の方です。

表装の左柱に軽い折れ等ありますが鑑賞には気にならない程度です。



画格に釣り合った上質な金襴裂地が使われております。


●囀(さえずり)とは、鳥たちの春の求愛の鳴声のこと。季語【春】






●梅の花弁と思われます。



掛軸の裏面上部の上巻(巻絹)に点染み等ありますが鑑賞には問題無い箇所です。↑

共箱・二重箱


【箱の表面】:画題:囀(さえずり)

●囀(さえずり)とは、鳥たちの春の求愛の鳴声のこと。季語【春】


箱の裏面】落款サイン

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