小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 - Omura Taiun, Japanese hanging scroll (kakejiku)
商品番号:5685

寿星東方朔

小村 大雲
85,000

作品概要

略歴
小村 大雲 - おむら たいうん (1883~1938)

明治16年に島根県楯縫郡平田町(現・出雲市平田町袋町)の荒物商・小村豊兵衛の長男として生まれる。名は権三郎、字を厳坐・子荘。初号は豊花、後に豊文・大雲・碧雲湖畔人・赤松子などと称した。
幼少より画技に秀で、16歳の時に家出をして橋本雅邦の門を叩いたが親の承諾がないため断られ、やむなく帰郷。
18歳の時に鰐淵寺住職の世話で京都へ行き、森川曾文の門に入った。画号を豊文と改め、19歳で橋本菱華の門に移り、第7回古美術展覧会に《さかがみ》を初出品。絵画共進会にも《雲風》を出品して二等賞を得た。この頃に号を「大雲」と改める。翌年に都路華香の門に入った。
22歳で山元春挙の門に入り、数々の展覧会で入賞、第8回~11回文展で連続入選し、大正5年・6年の文展で連続特選をとり、37歳で永久無鑑査となった。
以後晩年まで帝展審査員をつとめた。春挙門下の四天王の一人に揚げられ、山水、人物、動物画など画技は広いが、特に武者絵に定評があり、自ら甲冑を制作し、また収集もした。
たまたま平田に帰り、大雲山荘で揮毫中病を得て2日後の昭和13年2月20日急逝した。享年56歳。

本紙
絹本(尺三立)
サイズ
【本紙】幅 36 × 高さ 127cm
【総丈】幅 49 × 高さ 215cm
鑑定箱・二重箱(箱書人: 小村雄堂)
備考
●寿星・東方朔(じゅせい・とうぼうさく)
●東方朔は、古代中国・漢の時代に実在した才知にすぐれた人物で、後には「長寿を授ける神さま(寿星)」として親しまれてきました。
●絵の中では、東方朔が大きな桃の枝を背負い、穏やかな表情で立つ姿が丁寧に描かれております。
●東方朔の表情は厳しすぎず、柔らかすぎず、見る人に安心感を与える穏やかさが漂っています。
●桃は古くから長寿の象徴とされ、特に東方朔が天の女神・西王母の仙桃を食べて長寿を得たという伝説と深く結びついています。
●そのため、桃を背負う姿そのものが「福寿を運ぶ」吉祥のしるしとして大切にされてきました。
●長寿・健康・福徳を願う吉祥画としてたいへん縁起が良く、お祝いの席や贈答にもふさわしい、上質な作品です。
●背景の岩や木々は淡い墨調でまとめられ、人物の存在感を引き立てながら、画面全体に静かな気配と落ち着いた品格を添えています。
●大雲先生の筆づかいはたいへん上品で、人物の佇まいには無理のない自然さがあり、衣の線は流れるように美しく、袖や裾には軽やかな動きが感じられます。
●大雲先生特有の、派手さではなく「静かな美しさ」を大切にする画風が端正に表れた一幅です。
●大雲先生晩年の作ならではの、円熟を極めた芸術表現を心ゆくまでご堪能ください。
●年中掛けとしてお楽しみいただけます。

●鑑定箱(箱書人: 児 小村雄堂後識印)
●小村雄三(おむら ゆうぞう)明治35年島根県松江市末次町の名家、貴谷家の三男として生れる。東大卒業後間もなく大雲先生の嬢の婿に迎えられ、雅号は雄堂。国立京都博物館に勤務。昭和49年没。
状態
本紙にヤケ、表装の天地に折れ、表装の柱にヨレがありますが、鑑賞には気にならない程度です。

詳細写真

Detail

小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
本紙にヤケ、表装の天地に折れ、表装の柱にヨレがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
●表装は画格にふさわしい、上質な高級裂地があてられた仕立てになっております。
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
裏面上部に軽いヤケ等がありますが、鑑賞には問題ない箇所です。
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
鑑定箱・二重箱
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
【箱の表面】
●鑑定箱(箱書人: 児 小村雄堂後識印)
●小村雄三(おむら ゆうぞう)明治35年島根県松江市末次町の名家、貴谷家の三男として生れる。東大卒業後間もなく大雲先生の嬢の婿に迎えられ、雅号は雄堂。国立京都博物館に勤務。昭和49年没。
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
【箱の裏面】
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
●【箱の裏面(下部)】
●鑑定箱(箱書人: 児 小村雄堂後識印)
●小村雄三(おむら ゆうぞう)明治35年島根県松江市末次町の名家、貴谷家の三男として生れる。東大卒業後間もなく大雲先生の嬢の婿に迎えられ、雅号は雄堂。国立京都博物館に勤務。昭和49年没。
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真
鑑定箱の写し
小村 大雲 【寿星東方朔】 掛軸 詳細写真

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