香魚
商品番号:1644

香魚

石橋 和訓
売却済み

作品概要

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略歴
石橋 和訓 - いしばし かずのり(かくん) (1876~1928)
幼名倉三郎、明治九年六月六日出雲飯石郡西須佐村大字反辺字牛ケ原に生まれる。幼少より画を好み、同村須佐神社宮司七十七代須佐寛令より絵画の教授を受く。明治二十四年長瀬雲山の門に南画を学び、明治二十五年松江師範学校教員後藤魚洲に就き洋画を学ぶ。このころ、堀礫山の門に出入りせしと言う。明治二十六年十八歳の時上京千家尊福男爵方に食客たり。明治二十七年三月本田錦吉郎の門に入り、同年十月まで洋画を学習す。明治二十八年松平直亮伯爵の紹介により、瀧 和亭の門に入る。明治二十九年京都・奈良等各地の宝物を歴覧せんと思い立ち、千家男爵の紹介により、出雲出身妙法院門跡村田寂順大僧正方に足を止め、各寺院の蔵幅を研究模写し、傍ら今尾景年に師事せり。三十二年恩師瀧和亭病危篤なるや、和訓を病床に招き瀧塾の将来を託し号の一字を与え和訓と称せしむ。三十六年から大正七年まで十五カ年英国に滞在し、ローヤルアカデミーに学び、欧州諸国を漫遊して欧州画壇で活躍する。帰朝後は肖像画を描き、我が国肖像画の泰斗となる。病を得て、昭和三年五月三日没。享年五十三歳。
本紙
絹本(尺五立)
サイズ
【本紙】幅40.6×118cm
【総丈】幅54.7×206cm
軸先
象牙
共箱・タトウ箱付
備考
春掛けとしてお楽しみ頂けます。
(桜の花びらが舞散った図です)

桜の花びらはあまり目立ちませんので
4月~7月頃まではお楽しみ頂けます。
状態
本紙に薄黒い汚れ等ありますが鑑賞には
気にならない程度です。

掛軸は元裂地を使って仕立て直しましたので綺麗です。
(手打ち表装)

詳細写真

Detail


表装は上質な金襴裂地を使って仕立て直しましたのでとても上品です。(手打ち表装)




香魚=鮎






共箱

箱の表面と裏面

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