●秋の陽射しに染まる葉鶏頭が、鮮やかな紅と橙の彩りで画面を満たす一幅。霞村先生は、草花の生命力と季節の移ろいを繊細に捉えることで知られ、本作でもその筆致が冴え渡ります。
●葉鶏頭のふくよかな穂と、風に揺れる細葉、舞う蝶の一瞬を切り取る構図は、秋の庭の静けさと豊かさを見事に表現しています。
●本作は、先日出雲文化伝承館にて開催された「没後70年竹田霞村展(前期・後期)」後期に展示された作品であり、作家の代表的な秋草表現を示す一幅として高く評価されたものです。
