水仙
商品番号:5165

水仙

川島 浩
売却済み

作品概要

カテゴリー:

略歴
川島 浩 - かわしま ひろし (1910~1994)
明治43年京都市伏見区に生まれる。日本画家・川島睦郎の父。京都府立桃山中学を経て京都絵画専門学校で学び、西村五雲、山口華楊に師事。昭和7年第13回帝展に《大和の麦秋》が初入選。その後も帝展、新文展で入選を重ね、戦後は日展を中心に活躍。第9回日展《湖》で特選・白寿賞。第5回改組日展《山頂湖》で再び特選を受賞し、のちに日展会員・審査員となる。京都府文化功労賞や京都市文化功労者賞も受章。山あいの湖や湿原など、静けさを湛えた自然を好んで描き、すっきりとした構図と穏やかな色調で、しみ入るような情感のある作品を多く手がけた。平成6年没。享年83歳。
本紙
絹本(尺二横)
サイズ
【本紙】幅 50.5 × 高さ 43cm
【総丈】幅 66 × 高さ 141.5cm
軸先
プラスチック
共箱・太巻き・二重箱
備考
●冬掛けとしてお楽しみいただけます。
画題【水仙】 川島 浩作
●清らかな白花を咲かせる水仙と、そっと寄り添う鴬を描いた一幅。川島浩先生は、自然の静謐な瞬間を繊細な筆致で捉えることで知られ、本作でもその持ち味が存分に発揮されています。水仙のすらりと伸びる葉と、柔らかな花弁の対比が美しく、背景の淡いぼかしが画面に奥行きと静けさを添えています。
鴬は「春告鳥」とも呼ばれ、古来より春の訪れを告げる吉鳥として親しまれてきました。冬の花である水仙と、春を告げる鴬の取り合わせは、季節の移ろいと希望を象徴する構成となっており、年末年始の床の間にもふさわしい趣です。金襴と紫の裂地が作品の品格を高め、飾る空間に静かな華やぎを添えます。
川島浩による、冬から春への移ろいを描いた佳作です。凛と咲く水仙と、春を告げる鴬の組み合わせが、季節の節目にふさわしい希望と清らかさを感じさせます。裂地の上品な金紫の取り合わせも美しく、飾る空間に穏やかな品格を添えてくれる一幅。年末年始の贈り物や、季節の掛け替えにもおすすめです。
状態
本紙にヤケと点シミがありますが、表装共におおむね良好です。
裏面に汚れがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。

詳細写真

Detail

本紙にヤケと点シミがありますが、表装共におおむね良好です。
裏面に汚れがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。
共箱・二重箱
【箱の表面】
【箱の裏面】
太巻き芯棒付き(軸先: プラスチック)

太巻き芯棒は岩絵具の剥離や折れ等を防ぎ、作品の状態をできるだけ良好に保つための保存箱です。
太巻き芯棒の取り扱い方はこちら
ご鑑賞時には太巻き芯棒を外してご覧ください。
掛軸をしまう時は必ず太巻き芯棒を挟んで巻いてください。

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