偶作

竹内栖鳳作

売却済み

作品概要

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略歴: 竹内栖鳳 - たけうちせいほう（1864～1942）

元治元年11月京都御池通油小路に生まれる。本名恒吉。生家は料亭で、父は栖鳳に家業を継がせようとしたが、姉が家業を継ぐ決意で父を説得し、栖鳳の画道精進が始まる。はじめ土田英林に師事したが、明治14年四条派の幸野楳嶺の画塾に入門、棲鳳の雅号を受ける。翌15年に第1回内国絵画共進会で「雁に双鶴」「瀑布」が入選。17年第2回内国絵画共進会に「山水」「花鳥」で褒状を受けたのをはじめ、多くの内外博覧会や共進会で受賞して、京都青年画家の花形となった。明治33年渡欧、西洋の美術を吸収し、翌年帰国して号を栖鳳と改めた。明治40年第1回文展に審査員となり、以後第12回展までその任に当たったが、その間大正2年に帝室技芸員、8年に帝国美術院会員に推挙された。また、明治42年～大正13年まで京都市立絵画専門学校教授をつとめ、昭和12年第1回文化勲章受章者となったほか、フランス勲章、ハンガリー再興美術賞、ドイツゲーテ名誉賞を受けた。昭和17年湯河原の別荘で死去。享年78才。

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【箱書き鑑定人】竹内栖鳳の長男本名：逸三
本紙: 紙本（小幅）ミニ掛軸
サイズ: 【本紙】幅23.7×高さ27cm

【総丈】幅38.8×高さ118cm
軸先: 象牙
箱: 鑑定箱・二重箱（箱書き鑑定人：竹内栖鳳の長男本名：逸三）
備考: （箱書き鑑定人：竹内栖鳳の長男本名：逸三）

（箱書き）
表面：偶作（ぐさく）
裏面：昭和27年早春於東山眞遺邸逸

茄子ひき弥当数土中小春栄へ【小春とは晩秋の穏やかな陽気のこと】
（なすびひきやどすどちゅうこはるばえ）

【偶作とは】詩歌などがたまたまできること。

秋掛けとしてお楽しみ頂けます。
状態: 本紙にヤケ・薄い点染み等ありますが、鑑賞には気にならない程度です。
表装は良好の方です。