広島 晃甫

ひろしま こうほ (1889~1951)

明治22年11月徳島市に生まれる。本名は新太郎。晩年は滉人と号す。40年香川県立高松工芸学校、45年東京美術学校日本画科を卒業、在学中には白馬会洋画研究所に通い、萬鉄五郎らとアプサント会を結成する。大正5年に版画家の長谷川潔、永瀬義郎と日本版画倶楽部を結成。グループ展を開催して個性の追求に青春をかけるが、やがて版画を捨て、これまで用いていた新太郎から晃甫の雅号を用いて、日本画家としての道を歩み始める。8年第1回帝展に《青衣の女》で特選となり、翌9年第2回帝展で《夕暮れの春》が再び特選、浪漫的な傾向の作品でその実力を示し注目される。15年第1回聖徳太子奉賛美術展に《雪梅図》を出品、同年帝展委員となり、帝展に出品を重ねて審査員となる。昭和5年神宮聖徳記念絵画館の壁画を制作する。
同年日独美術展委員としてドイツを訪問、ベルリン民族博物館、ロンドンの大英博物館、パリのギメ博物館で中央アジアの壁画模写を行い、ヨーロッパ各地を廻って7年帰国、翌8年には朝鮮に赴く。11年日展招待出品、14、16年無鑑査、戦後は滉人と号を改め、21、24、25年と日展依嘱出品。
昭和26年12月16日東京世田谷区で没。享年62才。

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