あぶら壷
商品番号:5051

あぶら壷

生田 花朝女
売却済み

作品概要

カテゴリー:

略歴
生田 花朝女 - いくた かちょうじょ (1889~1978)
明治22年大阪に生まれる。本名は生田稔(みのり)。父は国学者の生田南水。俳句を父南水、漢学を藤沢黄波、国学を近藤尺天に学ぶ。始め花朝と号し、のちに花朝女と号した。菅楯彦、北野恒富に師事し大和絵を学び、大阪の風物を大和絵風に描き続けた。日展依嘱出品、帝展、新文展無鑑査。大阪市民文化賞、大阪府芸術賞受賞。昭和53年没。享年88才。
本紙
絹本(尺二横)
サイズ
【本紙】幅 35.5 × 高さ 31cm
【総丈】幅 48.5 × 高さ 124cm
軸先
共箱
備考
●生田花朝女《あぶら壷》
昔の道具「あぶら壷」が、やさしい色合いと細やかな筆づかいで描かれています。
器のかたちや模様には、どこか懐かしく、ほっとするような雰囲気があります。
そっと添えられた歌が、絵に静かな広がりを与え、心を落ち着かせてくれます。
和室や玄関などに飾ると、空間にやさしい和の趣が生まれます。
●年中掛けとしてお楽しみいただけます。

歌は、万葉集巻一・第43番歌に収められています。作者は當麻真人(たぎまのまひと)麻呂の妻とされ、持統天皇の伊勢行幸に夫が従った際、都に残った妻が詠んだと伝えられています。

読み:わがせこは いづくゆくらむ おきつもの なばりのやまを けふかこゆらむ
現代語訳:私の愛しい人は、今どこへ向かっているのだろう。沖つ藻のように漂いながら、名張の山を今日、越えているのだろうか。

この歌は、夫の旅路を思いながら、無事を祈る妻の切ない気持ちを詠んだものです。行方の定まらぬ「沖つ藻」に夫の姿を重ね、名張の山を越える様子を想像しています。
状態
本紙にヤケ、表装の天に少々汚れがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
裏面にもヤケがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。

詳細写真

Detail

本紙にヤケ、表装の天に少々汚れがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
表装の天に少々汚れがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
この歌は、万葉集巻一・第43番歌に収められています。作者は當麻真人(たぎまのまひと)麻呂の妻とされ、持統天皇の伊勢行幸に夫が従った際、都に残った妻が詠んだと伝えられています。
本紙にヤケがありますが、鑑賞には気にならない程度です。
裏面にもヤケがありますが、鑑賞には問題ない箇所です。
共箱
【箱の表面】
【箱の裏面】

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