枇杷
商品番号:5013

枇杷

竹田 霞村
180,000

作品概要

カテゴリー:

略歴
竹田 霞村 - たけだ かそん (1884~1955)
【現在開催中!】没後70年 竹田霞村展
場所: 出雲文化伝承館(出雲市浜町520)
期間: 令和7年8月23日(土)~11月3日(月・祝)※前期は終了しました。
【後期】10月1日(水)~11月3日(月・祝)
公式サイトはこちら

本名は豊太郎、号は霞村・水鶏舎・悦々・大愚と称した。明治17年3月3日、元高松村村長竹田門太郎の長男として、現出雲市下横町に生まれる。 幼少より画才に恵まれ、すでに杵築中学校(現大社高等学校)在学中より逸材として評価されていた。明治37年4月、東京美術学校日本画科に入学。下村観山に学ぶ。在学中、(明治40年頃)の校内水彩画展では「黄昏」を出品し第一席となった。卒業後も、川端玉章・下村観山に師事したが、会派には属することなく画業に専念した。ところが、当時の新旧各派の争いに嫌気がさしていた霞村は、たまたま父の病を機に大正5年10月に帰郷。その後は中央展に一度も出品することなく、故郷で独自の画業に励んだ。霞村の作品には、大観・観山らが興した朦朧体とよばれる没骨法を用いたものから、さらに雲谷派・土佐派・狩野派・四条円山派等あらゆる日本の古典画からの影響が強く感じられる。わけて、四条派と琳派の画風に傾注し、装飾体の花鳥画を得意としている。昭和30年11月18日没。享年72才。
本紙
絹本(尺五立)
サイズ
【本紙】幅 43 × 高さ 127.5cm
【総丈】幅 57.5 × 高さ 219.5cm
軸先
共箱・二重箱
備考
●竹田霞村「枇杷之図」
枇杷は初夏の実りとして親しまれ、豊穣や季節の移ろいを象徴する題材でもあります。本作は、墨一色にて枇杷の枝葉と果実を描いた掛軸です。没骨法による筆づかいが、葉の重なりや果実のふくらみを自然に浮かび上がらせており、画面には初夏の静かな気配が漂います。余白の取り方にも細やかな配慮が感じられ、全体に品のある構成となっております。
●作者の竹田霞村(1884–1955)は、東京美術学校で学んだ後、故郷・出雲に戻り、中央画壇に属することなく独自の画境を築いた画家です。琳派の装飾性と四条派の写実性を受け継ぎながら、華美を避け、自然の静けさを墨で丁寧に描く姿勢を生涯貫きました。
●表装は淡青の上質な裂地とベージュの天地裂地が作品の柔らかさを引き立て、和室はもちろん、現代の住空間にも自然に調和します。
状態
本紙、表装共に良好です。

詳細写真

Detail

本紙、表装共に良好です。
●表装は画格にふさわしい、上質な高級裂地があてられた仕立てになっております。
●枇杷は初夏の実りとして親しまれ、豊穣や季節の移ろいを象徴する題材でもあります。本作は、墨一色にて枇杷の枝葉と果実を描いた掛軸です。没骨法による筆づかいが、葉の重なりや果実のふくらみを自然に浮かび上がらせており、画面には初夏の静かな気配が漂います。余白の取り方にも細やかな配慮が感じられ、全体に品のある構成となっております。
●枇杷は初夏の実りとして親しまれ、豊穣や季節の移ろいを象徴する題材でもあります。
没骨法による筆づかいが、葉の重なりや果実のふくらみを自然に浮かび上がらせており、画面には初夏の静かな気配が漂います。余白の取り方にも細やかな配慮が感じられ、全体に品のある構成となっております。
本紙の左下部にほんの小さい汚れがありますが、鑑賞には気になりません。
共箱・二重箱
【箱の表面】
【箱の裏面】

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