秋晴
商品番号:4974

秋晴

田中 案山子
24,000

作品概要

カテゴリー:

略歴
田中 案山子 - たなか あんざんし (1906~1945)
明治39年東京青梅に生まれる。田中以知庵に師事し、昭和4年の第16回院展に《夏日水辺》《山村秋色》で初入選となり、5年の第2回聖徳太子奉讃美術展に《山間冬日》を無鑑査出品を行ない、7年に日本美術院院友となり、以後も院展に入選を重ね、11年春の改組帝展に《奥入瀬》で初入選するが、翌12年に茨木杉風、小林三季、小林巣居人ら院友11名と日本美術院を脱退し、新興美術院を結成した。また16年小室翠雲らによる大東南宗院の結成に委員として参加した。18年には新興美術院を脱退し、戦後は25年に杉風巣居人ら旧同人と共に新興美術院を再興して出品を行った。30年に最初の個展を開催し、それ以後は公募展を離れ個展を中心に制作発表を行った。昭和45年没。享年65才。
本紙
絹本(尺八横)
サイズ
【本紙】幅 51 × 高さ 42.5cm
【総丈】幅 66 × 高さ 129.5cm
軸先
焼物
共箱・太巻き・二重箱
備考
●画題:秋晴|案山子 作
●秋の澄んだ空気と収穫期の静けさを描いた掛軸作品。遠景の山々と漂う霧、中景の黄葉、近景の人物と馬が織りなす構図は、奥行きと物語性を生み出しています。案山子先生は、色彩の抑揚と余白の美を活かし、季節の移ろいと人の営みの調和を静かに表現。表装は上質な金襴裂地が用いられ、画面の静謐さに華やぎを添えています。
●秋掛けとしてお楽しみいただけます。
状態
表装は近年天地替えされておりますので良好です。
本紙の右上部に微量の点シミがありますが、鑑賞には気にならない程度です。

詳細写真

Detail

●画題:秋晴|案山子 作
●秋の澄んだ空と静かな田園風景を描いた一作。人物と馬の配置が、季節の深まりと物語性を静かに伝えています。
●掛軸は近年天地替えされておりますので良好です。
●表装は上質な金襴裂地が用いられ、画面の静謐さに華やぎを添えています。
●秋の澄んだ空気と収穫期の静けさを描いた作品。遠景の山々と漂う霧、中景の黄葉、近景の人物と馬が織りなす構図は、奥行きと物語性を生み出している。案山子氏は、色彩の抑揚と余白の美を活かし、季節の移ろいと人の営みの調和を静かに表現。表装は金襴裂地が用いられ、画面の静謐さに華やぎを添えています。
太巻き芯棒付き(軸先: 焼物)

太巻き芯棒は岩絵具の剥離や折れ等を防ぎ、作品の状態をできるだけ良好に保つための保存箱です。
太巻き芯棒の取り扱い方はこちら
ご鑑賞時には太巻き芯棒を外してご覧ください。
掛軸をしまう時は必ず太巻き芯棒を挟んで巻いてください。
【箱の表面】
【箱の裏面】

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